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Thinking
Old thinks

■ 2001/10/31 (Wed)  歴史と鶯とラブホの三位一体。
山手線占い( http://www.web1week.com/tokyo/uranai/ )なるものをやってみる。ワタシは「鶯谷」。 マイナーだ。 でも、どこかヤラシイ響きが好きだ。 ただ、どことなく自分と合ってる気がしないでもないが。みなさんはどこの駅ですかねぇ。

■ 2001/10/30 (Tue)  お茶、お茶、銀座、黒ビール。
壊れたACアダプタの代わりを求めにゆく。 予定外の出費。痛い。 痛スギ。 誰か金くれ。 それはさておき、銀座で画廊のはしご。 たくさんの作品を観ると、何が何だったかいまいち希薄になりがちです。エライひとにも会ったのに。 貴重なハナシも聞いたのに。

■ 2001/10/29 (Mon)  初代円盤、星になる。
マックのACアダプタが壊れる。 充電できない。 とりあえずバッテリーの残量でデータは大丈夫だし、 本体に何の問題もないのだが。 凹む。

■ 2001/10/28 (Sun)  霧と夕日とカッターナイフ。
いつもと違う道具で制作してみる。 目先が変われば、気持ちにも変化が表れる。ただ、新しい道具を使いこなすことに腐心しては 何の意味もないのだが。まだまだ、感じる気持ちが足りない。 もっと鋭敏に感じなきゃ。

■ 2001/10/27 (Sat)  ストーブリーグ。
作品に力が足りない。 そう簡単に、納得行く作品が出来ないのはわかっているのだが。デッドボールで出塁するくらいはできるけど ホームランが打てない。 そんな感じだ。素振りでもしようかしら。

■ 2001/10/26 (Fri)  乾いたモンブラン。
個展以来、ヒサビサの新作が完成する。 この間、2ヶ月遊んで暮らしていたワケでも手を抜いていたのでもないのだが。 新作を床に並べてみると、技術的な進歩は見られるものの、気持ちのこもりかたが足りない気がする。 もっともっと、魂入った作品でなきゃ。作品から発する声がまだまだ小さい気がする。 この仕上がりでは、満足できないし、納得できない。悔しい。 さらに臥薪嘗胆せねば。

■ 2001/10/25 (Thu)  そんなハズはないと自分に言い聞かせて。
朝起きたら、舌が痺れていた。 まさか・・・・。 昨日の牛のせいであろうか。でも、偶然だろう、たまたまだろう、と思いつつ夜になる。 相変わらず痺れてる舌。もしかしたら、明日には真っ直ぐ歩けなかったりして。 ここハナシは変わるが、今日の晩ご飯はとろろごはん。ウチで採れたとろろだ。 こんなところでもとろろ芋はけっこうご立派に育つもんだ。ヒサシブリのこの味。美味。 今は亡き、じいちゃんを思い出す。 ちっちゃいころ、田舎に行っては喰わしてもらったっけ。あ。 うまいもん喰ってたら、舌の痺れを忘れてました。

■ 2001/10/24 (Wed)  狂牛病フェア。
今話題の焼き肉を喰う。 もちろん「牛」だ。 焼き肉屋はどこも安くなってる。でも客足はまばらだ。 ワタシはもともと脳味噌スポンジのようなモノなので、牛を喰ったところでビクともしないハズだ。 肉うめ〜〜〜〜!!

■ 2001/10/23 (Tue)  do you see the light?
最近、口をついて出るのは愚痴ばかり。 納得のできる作品ができなかったり、そもそも、どんな作品が創りたかったのか希薄になったり。 酒を呑もうにも金はないし。かと言って、呑んだところで憂さが晴れるワケでもない。 女にフラれたり、お肌の調子がいまいちだったり、もうドツボ。悩めば悩むほど、深みにハマるし。 壁?壁? これって壁? 目の前にあるのは壁。自分のいるのは底なし沼。 何だか悔しくて涙が出ます。 でも泣かない。 だって男の子だもん。絵と向き合います。 ストイックに。 今やりたいと、頭に思い浮かんだことを忘れないように書き留めておきます。「21世紀浮世絵。」 温故知新です。

■ 2001/10/22 (Mon)  雨に濡れたTシャツ。
退院する母親を迎えに行く。 今回は一週間程度だったので、ちょっとした旅行に行ってたようなもんだ。それはさておき、今日知り合いに 「目の下にクマが出来てるよ」 と、指摘される。ホントだ。 こんどはオレ入院しようかな。 ・・・・・無い無い。ありえない。

■ 2001/10/21 (Sun)  今宵も残鉄剣はよく斬れる。
おろしたての刷毛はすぐにはしっくり馴染まない。 また、馴染むかどうかもわからない。それは突然やって来た。 穂先に意思が伝わり出す。 キレる。 画面にキレがでる。その感覚は居合いにも似て、研ぎ澄まされる。 剣豪なら五、六十人は軽く撫で切りにしちゃうくらい。もちろん、使用後の道具の手入れも抜かりありません。 明日も撫で切ります。

■ 2001/10/20 (Sat)  赤ワインと饅頭。
一週間ぶりの酒。 とは言え、画廊で呑みながらの語り。 話題は文化の違いについて。と、言うと高尚そうだが、要はおでんに味噌はアリかナシか、とかそんなこと。そんなハナシでワイン3本あける。 ごちそうさまでした。 2本目のワインが、露に濡れた薔薇の薫りがしてスキな感じでした。

■ 2001/10/19 (Fri)  美術雑誌。
topicsのページにも書いたが、こないだの個展の展評が 美術雑誌に掲載される。今日、その掲載紙が届く。 地味にドキドキしながら開けてみる。 他者の目から観た意見は、自分では気づかなかったことを気づかせてくれる。ちなみに掲載紙は、20日発売らしいです。 担当の方に感謝。

■ 2001/10/18 (Thu)  ロビタ。
朝起きたら、首を寝違えていた。 動かしたくても動かせない。もどかしい。 おかげで、今日一日、動きはまるでロボットだ。 錆びた旧式ロボット。博士、ボクを元に戻して下さい。

■ 2001/10/17 (Wed)  壱刻値千金。
以前はよくクロッキーをしたものだ。 2分×10ポーズ。単純に、20分で10枚描ける計算だ。 ところが現在、たかだか4,50枚を描くのに一日がかり。もちろん一日ではそれぞれにちょっと手を加える程度しか進まない。 もっと手を動かさねば。一日あったら、おそらくかなりのことが出来るであろうに。 作品の一枚も完成しないなんて、情けないじゃないか。

■ 2001/10/16 (Tue)  コレクター。
昼間、作業をしながらテレビをつけていると、映画をやっていた。
「コレクター(1965・アメリカ)」
古い映画なので、特撮もなく、シンプルな映画だ。だが、そのぶんストーリーにグイグイ引き込まれる。 要は、かなり屈折した愛のおハナシ。周りから、疎外されていた男が、くじを当てた資金を元に 以前から気に入っていた女性を誘拐。町はずれの古びた家の地下に幽閉してしまう。 そんな中で展開される、男と女の心理ドラマだ。先の読めない状況で、思わず画面にクギヅケ。 そして何よりも、あのラスト。てっきり、男が死んで、女が助かると思いきや・・・・・。 逆でした。 女が死んで、男は再び街へ女を捕獲しに・・・・・。 怖ぇぇぇぇぇーーーーー!! 見終わった後も、心理的に恐ろしい感覚が残りまくり。こんな映画があったとは・・・・。 てか、こんなの見てるから作業がはかどらないんだよ。わかっちゃいるけど。

■ 2001/10/15 (Mon)  主婦生活 vol.2
今日からまた、主婦生活だ。 ヒサビサの自炊に、重い腰が上がらない。多忙な上に、やる気のなさが追い打ちをかける。 とはいえ、おなかはすくので、やおらつくりはじめる。ヒサシブリのせいか、つくりすぎてしまう。 おかげで満腹。 モー喰えません。なので、よけいに動く気が起きません。

■ 2001/10/14 (Sun)  臣安萬侶言
何にもやる気がしない。起こらない。 頭も体も動かない。そんな時は現実逃避。 ふと、古事記を見つける。 実は、ワタシ漢文好き。白文だとツライが、返り点が付いているのでなんとか読める。 以前にも読んだことはあるが、あまりにも現実離れした突拍子もないハナシの連続なので、現実逃避には最適。 しばし、漢字とにらめっこ。神話の世界に没頭。

■ 2001/10/13 (Sat)  お嬢さん、悪い男に気をつけて。
土曜日の渋谷。 なんだかヒサシブリに人混みの中に身を置いた気がする。人間不信のワタシは、酒を呑んでもまるで酔えない。 ひきつった笑顔を浮かべるだけ。酒すら、ワタシの気分を晴らしてはくれないのだろうか? 帰り道、蹴飛ばしたボルトの音が妙に甲高く響いた。

■ 2001/10/12 (Fri)  拝啓母上様。
あまりにも突拍子もないものを喰わせるのはヤメてクダサイ。「コーヒー団子」って何ですか? ホントに喰いものですか? コーヒーと言いながら、スデにコーヒーの味も薫りも失った、この物体は何ですか? コーヒー以外の材料は、いったい何を使用したのですか?不明です。 全てが不明です。 いくらワタシが丈夫だからって、ワタシで実験するのは勘弁してクダサイ。口に入れただけで、一日体調の悪い、これっていったい何っっ?! オェー。

■ 2001/10/11 (Thu)  三文役者。
自分を演じる自分がいる。 もうすこしいい役でありたいと思う。どうせ勘違いされるのなら、もっと違う役を演じたい。 新しい役に挑戦したい。どんな役でも、見事に演じてみせるのに。

■ 2001/10/10 (Wed)  飛び立つための予備助走。
毎日、何かしらイライラしてる。 不機嫌モードの時間帯は長い。土砂降りの中を駆け回ってみる。 気分が変わるかと思ったけど、ずぶ濡れになっただけ。風呂に入ろうとして、足をつる。 情けねぇ。

■ 2001/10/09 (Tue)  もう明日が待っている。
渋谷で買い物をすませた後、表参道、銀座と画廊を見て回る。その道すがら、取材しつつ。 同じところを歩いても、日によって違う表情を見せる。 帰路、画廊を出ると肌寒くて肩をすぼめた。 歩くだけで泣けてくる季節の到来ですかねぇ。

■ 2001/10/08 (Mon)  尻は横にも割れる。
こないだ、なんかの拍子に尻を強打した。 ちょうど尾てい骨の下あたり。もちろん、その時も痛かったけど、大したことはないと思ってた。 でも、毎晩風呂に入るたびにしみる。スゲー痛い。 今日、風呂上がりに鏡を見たら、強打した部分がぱっくり横に割れていた。傷口の描写は、生々しいので避けるけど。 と、いうワケで今、ワタシの尻は縦と横に割れています。見せて、と言っても見せません。もちろん。

■ 2001/10/07 (Sun)  うなぎパイの真実。
うなぎパイに、サブタイトルがあるのをご存じだろうか? 「夜のお菓子、うなぎパイ」ところが、そのうなぎパイにブランデー入りがあるのを 今日初めて知った。気になる、そのサブタイトルは 「真夜中のお菓子、うなぎパイ」 ・・・・・・・・。何も言うまい。

■ 2001/10/06 (Sat)  桃色タワー。
>銀座で個展を見て、新宿で買い物を済ませ、 初めて大江戸線に乗る。大江戸線の開業前、あれは二十歳の頃だっただろうか? 大江戸線を創る工事のバイトをしてた。なので、初めて乗る大江戸線なのに、なんだかとっても懐かしい気持ちになった。そしてその大江戸線で六本木へ。 友人宅ですき焼き&たこ焼き集会だ。 ヒサシブリの懐かしい顔が揃う。近況を話すだけでも、新鮮だ。 なにより、屋上でのパーティーは最高だ。周りのビルを見下ろしながら呑む酒は、また美味い。 間近に見える東京タワーは、ピンク色に輝いていた。いつもより眩しい、トーキョーに乾杯。

■ 2001/10/05 (Fri)  灰になれ。
プシュー。

■ 2001/10/04 (Thu)  その男、多忙につき。
やることがいっぱいある。 そんなときにかぎって、どうでもいいことから手をつけたりする。そして、そんなどうでもいいことが、つぎつぎと思いついてしまう。 えーい、ちきしょー。

■ 2001/10/03 (Wed)  好き好き好き。
今の自分を支えているのは、創るのが好き、ってことだ。 全ては、創るのが好き、ってことで動いている。いや、むしろ創りたい衝動に動かされ続けている。 今日は何だか気分がいい。もうちょっと創ろうかな。

■ 2001/10/02 (Tue)  luna
まるで夏が戻ってきたような陽気だった。 汗をかきながら、麻布の目止め。ふと、あたらしい刷毛が欲しくなる。 とくに事件も起こらないまま、夜。見上げた空に、月は丸く浮かんでいた。

■ 2001/10/01 (Mon)  間違いだらけの毎日
麻布を裁断する。 裁断も、ただ切るだけでなく、工夫が必要だ。この過程も、制作なのだ。 ただ、大昔にキャンバスの裁ち代をとらずに 画面のサイズで切ってしまったこともありましたっけね。 もちろん張ることなんて、できゃしません。ええ、ええ。 縫いましたとも。 ミシンで。 そしたら、ミシンに負荷がかかりすぎたらしくミシンのモーターが火を噴いて、修理に出しましたっけね。 それ以来、またやってしまわないかとドキドキです。実は。
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