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Thinking
Old thinks

■ 2001/11/30 (Fri)  空に比べたらビルの高さなんて。
2週間ぶりくらいだろうか。 昼間に屋外に出たのは。 ヒサシブリの外は、いつも見てたものさえも新鮮で、やたらと広く感じる。 ちょっとした浦島太郎気分だ。 葉っぱの落ちた木々の向こうには、冬の空がのぞき、街の広告はクリスマスシーズンの到来を告げていた。 人と話しても、なんだか声が裏返ってしまいそうだ。 一気に年末モードへ突入なんだろうね。

■ 2001/11/29 (Thu)  1cup70円。
たまに見る自販機のメニューが増えていた。 二倍くらい種類が豊富になっただろうか。 カフェショコラだけでも2種類ある。 どう違うのかはわかんないけど。 で、オレは何したかと言えば、そのまま通 り過ぎただけ。 いいじゃん、べつに。

■ 2001/11/28 (Wed)  微香空間。
臭っ! どうもそこはかとなくクスリのような苦々しい香りがする。 その匂いはどこへ行ってもついてくる。 別の部屋に移っても。 二階から一階に下りても。 外に出ても。 どうやらワタシがクスリ臭いらしい。 なんで? それは風呂場に行って気付きました。 答えは、昨夜入った生薬風呂。 その香りがワタシの躰に着臭してたようです。 たしかに、生薬効果でよく暖まるしお肌も潤うのですが。 その香りは漢方薬そのもの。 いかにも、って感じの効きそうな香り。 おかげで今日一日、ずっと漢方薬局にいる気分です。

■ 2001/11/27 (Tue)  その男、無作法につき。
知り合いの方にキッチン用のテーブルを戴きに行く。 現在、キッチンにて使用のやや軋むテーブルとチェンジだ。 で、戴きに行った先でテーブルを車に積み込んだところで、 まぁ上がってお茶でも、と勧められる。 こういう時はどうしたもんだろう。 テーブルを戴いた上に、お茶まで戴いていいものであろうか。 京都では、上がってお茶でもと言われても、断って帰らなきゃいけないらしいし。 結局、お茶は戴かずに帰りました。 もしかしたら、そのほうが失礼なのかもしれないけど。

■ 2001/11/26 (Mon)  ろくでなし。
酒癖は人それぞれ違う。 笑い上戸、泣き上戸、謝り上戸、怒り上戸、説教上戸、からみ上戸、踊り上戸、歌い上戸・・・・・・。 自分はと言えば、惚れ上戸。 呑んでると、どうにもこうにも女のコがカワイク見えてしかたがない。 少女マンガ風の星やお花畑まで見えそうな勢いで。 思わず、スキ、って言っちゃいそうなくらい。 まぁ、ただのどすけべ野郎なんでしょうけどね。オレは。

■ 2001/11/25 (Sun)  やぁ。オヒサシブリ。
いやはやお懐かしゅうございます。 いつ以来でしょうか? 2週間ぶりくらいでしょうか。 だいぶごぶさたしております。 ワタシの大好きなお酒。 あまりに久しぶりなので、その姿を見ただけでもシアワセですが、酒はいつまでも見てるもんじゃありません。 さっさと目の前から消しましょう。 出てきたら、呑む。 出てきたら、呑む。 シアワセな夜です。

■ 2001/11/24 (Sat)  半径10mの生活。
自宅にこもって制作をしていると、どうしてもテレビを見ながらやってしまったりする。 たいして面白い番組でもないのにテレビつけてたりする。 下手すりゃ、主婦より昼の番組見ちゃってるかもしれない。 外に出たいなぁ。 思う存分、野山を駆け回りたいなぁ。 昼の光を浴びて。 嗚呼、あこがれ・・・・。

■ 2001/11/23 (Fri)  クマに逢ったら死んだフリ。
夜、とってもおなかがすいてました。 ジューシーなもんなんか喰いたいなぁ、と思っておりました。 でも、あまりにおなかがすくとクラクラします。 目に見えるものもオカシくなってきます。 ただの黒い犬がツキノワグマに見えちゃうくらい。 冷静に考えれば、この東京でクマに首輪つけて散歩させてるヤツなんているワケないのに。

■ 2001/11/22 (Thu)  小雪。
いい夫婦(1122)の日だ。 もちろんオレには関係ない。 でも、結婚ってなんだろう。 した経験もないのでなんとも言えないが。 日頃、「美女求む」とか「べっぴんさん大好き」なんて言ってはいるものの、結婚する基準はきっと違うと思う。 お互いにジジィとババァになっても手をつなげる相手を選ぶんだろうな。わかんないけど。

■ 2001/11/21 (Wed)  水は低きに流れる。
たしか中学生の頃、先生に言われたことがある。 いちど楽なほうへ逃げたら逃げ癖がついてしまう、と。 その通り。 逃げるのは簡単。 でも、逃げて小さくまとまるのはゴメンだ。

■ 2001/11/20 (Tue)  be stupid.
バカになれ。 時として、知識は感覚を解放する妨げになる。 知識というフィルターが、真実を見逃しかねない。 決して自分の持っている知識が、世の中の全てでないにも関わらず。 物事を観るとき、知識のない真っ白な頭で観よう。 何の先入観もなく、本当にそのものと向き合えるはずだ。 知識なんかに頼らずに、バカになれ。

■ 2001/11/19 (Mon)  青い目のコリー。
しまったぁぁぁぁぁ! 見逃したっっっ!!! 朝起きて気付きました。 ゆうべは200〜300年に一度のしし座"大"流星群が見れる夜だったのに・・・・。 文字通り、星降る夜。 見たかったのに。 見たかったのに。

■ 2001/11/18 (Sun)  高速ウインク。
人間、不都合なことや困った状況に置かれると意識が退行するらしい。 それは軽い症状では眠気とか。 眠いワケでもないのに朝起きれなかったりするのもそうだ。 起きたら厭なことが待っていると無意識に想うから起きられないらしい。 毎日、遠足の前日のように目覚ましより早く起きちゃうくらいがいい。

■ 2001/11/17 (Sat)  誘蛾燈。
今日はフシギなことに画廊を歩けば誰かしら知人に出会う。 行く先々で挨拶を交わす。 ただ、挨拶の次の言葉が出てこない。 まるで失語症にでもかかったように。 なんか、トンチのきいた会話のひとつでもしたいのに。 話そうとすればするほど、頭は真っ白に。 噺家ほどとは言わないまでも、もうすこしがんばりましょう。

■ 2001/11/16 (Fri)  どうせ描くなら徹底的に。
今年もあと一月半あまり。 そろそろ年賀状のデザインなんかも考えねばなるまい。 街は、どこからともなくクリスマスの足音が忍び寄ってるし。 今のうちにやっておけば年末楽だろう。 なんて思ってるのは今だけ。 きっと絵に描いた餅。

■ 2001/11/15 (Thu)  毒を喰らわば皿まで。
たまには、サイトの更新もせねばと思い、マックを立ち上げる。 おもいきってリニュウアルでもしようか、などと思いつつやったことはと言えば・・・・・・。 「メールアドレスの取得」 なにも今さら増やすこと無いのに。 ぜんぜんサイトの更新と関係ないのに。 ちなみに取得したアドレスは saharaアットマークj-weve.net(HTMLメール、添付ファイル可。ポスペは不可。) メールでもクダサイよ。 仕事の依頼でも、呑みの誘いでも。 大歓迎。 もちろんサイトの更新は手つかずです。

■ 2001/11/14 (Wed)  実るほど頭を垂れる稲穂かな。
オレはまだ実ってないので、頭垂れなくてもいいですか? 最近、酒を呑んでの失言・失態が多い。 まさに、酒を呑んだら呑まれまくり。 今日も言わないでもいいようなこと、言っちゃった気がします。 だからといって、酒やめるようなマネはしません。 呑まずにはやってられないこともあるんです。

■ 2001/11/13 (Tue)  アイドルは屁をこかない(らしい)
それはとある狭い路地でのこと。 両側から車で入るとお互いに抜けられない。 そこで、左側に家を倒した後の空き地を見つけたワタシは、行き違うためそこによける。 夜なのでよく見えなかったが、そこは整地前のぬかるんだダート。 みるみる地面 にめりこむタイヤ。 案の定、スタック。 で、でれないよ・・・・・。 むなしく空回りするタイヤの音。 そこで、ブゥ〜ンブゥ〜ン、とやってたら、そこの近所の人が集まってくる。 ハズカシイっす。 と、その人たちが車を押すのを手伝ってくれる。 で、どうにかこうにかぬ かるみから脱出。 一時はどうなるかと思いきや、事なきを得る。 ありがとう、その場にいた5人のいいひとたち。 マジで助かりました。 トーキョーはやっぱりいい街です。 以上、今日のちょっといいハナシでした。

■ 2001/11/12 (Mon)  始まりは雨上がり。
映画のワンシーンによく出てくる泡風呂。 泡だらけのバスタブにスタアかなんかが気持ちよさそうに浸かってるアレ。 25年間、憧れの風呂でした。 クリーミーな泡の中に実際入ってみると、それはもうゴージャスかつ、セクスィーな気持ちに。 あまりの気持ちよさに昇天。(してませんよ) 金持ちの風呂は、毎日こんななんだろうなぁ。

■ 2001/11/11 (Sun)  弾かれた果実。
何もかもが吹っ切れたように制作に励む。 タノシイ。 失敗が怖くなくなった。 良く言えば、打たれ強くなった。 ホントのトコロは、打たれ過ぎてバカになった。 まぁ、どっちでもいいさ。

■ 2001/11/10 (Sat)  鮮やかに移り変わる季節。
美術界の巨匠、W氏のお宅に招かれ、訪問する。 地味に緊張するワタシ。 巨匠のお宅は、モダンなセンスであふれてた。 しかも、ちょっとした美術館よりも良質なコレクションが さりげなく置いてある。 それはもう、ステキな空間だ。 なにもかもが上質だ。 そして歓談。 2時間半にも渡って丁寧にお話しして下さる。 もう、卒寿を超える高齢にもかかわらず、 すこぶる壮健なハナシぶり。 話の中で、今自分のやってることが方向として合ってることに気付く。 制作に関して、ここ最近悩んでたことは一気に吹き飛ぶ。 モノを創ることに対する心の内燃機関が燃え上がる。 もはや、制作に迷いはありません。 創りたいモノへまっしぐら。

■ 2001/11/09 (Fri)  宇宙の果てにさまよう孤独。
寒い。 作業をしててもどうにもこうにも寒い。 このぐらい寒いともうストーブを出すべきなんだろうか。 そんなことを考えながらもそのまま作業を続ける。 みなさんはもうストーブ出してるんでしょうかねぇ?

■ 2001/11/08 (Thu)  人肌恋しい秋の夜空に。
作品、いや生活そのものに閉塞感。 悩んでも、今すぐには答えの出ないことだらけだ。 「よどみにうかぶうたかたの、かつきえかつむすびて・・・・・。」 まさにそんなところだろうか。 今やるべきことは、一本の線に呼吸を合わせること。

■ 2001/11/07 (Wed)  出る鼻毛は切られる。
鼻毛というヤツには驚かされる。 きのうまで、ぜんぜん影すら見せなかったヤツが ある日突然、力の限りこんにちわしてる。 何の前触れもなく。 それもひとりだけ2cmくらい勢い良く自分をアピールしてる。 どうして? ドッキリ? 教訓:出かける前には鏡を見ましょう。

■ 2001/11/06 (Tue)  飲むときに小指は立てない。
「ソードフィッシュ」を見に行く。 途中、緩い部分はあったものの、 自分のリフレッシュのつもりで見に行ったので、それはそれで満足。 同行した相手が、劇中のmisdirectionにひっかかっていたのも満足。 ちょっぴり優越感。 その後、中華へ。 げんこつ酢豚に驚きつつも、美味かったです。 酒は紹興酒よりも扮酒。 その席上、オレのゲイ疑惑浮上。 いくらオレに彼女がいないからって。 たしかにアーティストにゲイは多いようだ。 でもオレはアーティストではあるけども、ゲイじゃない。 この際、誰かと付き合っとこうかしら。フェイクで。(←誤解の元)

■ 2001/11/05 (Mon)  ヒップアタックは突然に。
任侠の世界。 オレには縁遠い世界だけども、 この世界の人たちは、いつでも死ねる覚悟が出来てる人たちだ。 そんな人が、今際の間際に見て死にたくなる 作品を創りたいもんだ。 そんな作品を創るには、オレにもいつでも死ねる覚悟が必要だろうか。 作品に命を張る用意は出来てるか?

■ 2001/11/04 (Sun)  あの月にも美女はいるの?
妄想癖。 妄想にふけっている間は、ある意味シアワセだ。 甘美な想いも欲望も、そこでは全て叶う。 現実なんてクソみたいなもんだ。 ハッキリ言って。

■ 2001/11/03 (Sat)  憧れのアノ娘は今もカワイイ?
昔持っていた志と、今すこしズレている気がする。 5年前に思いえがいた自分と、今の自分は違う。 10年前となるとなおさらだ。 完璧なんてこの世に存在しないと知りつつも、 完璧を追い求めてしまう。 時間はどんどん進むのに、 自分が大して進んでいないことに腹を立てる。

■ 2001/11/02 (Fri)  桃色の山、のびる白線。
世界を見たい。 今の自分に満足したくない。 このままではいたくない。 飛び出したいと思っているのに、 ふんぎりのつかない自分がいる。 鳥だって、巣立ちの時期は知っているのに。

■ 2001/11/01 (Thu)  おっぱいよりも描くコトがスキ。
全てにムカつく。 緊張感のない空気に。 状況を判断できないことに。 いつまでたっても前に進まないことに。 喰えないことに。 爪が割れたことに。 夜が来ることに。 そして、自分自身に。
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