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Thinking
Old thinks

■ 2001/12/31 (Mon)  未来世紀。
あっという間に21世紀も一年経ちます。 みなさまどんな一年だったでしょうか? ワタシはと言えば、まず反省が口をついて出ます。 と、まぁ振り返るよりも前向いていきましょう。 来年もどうぞよろしく。 楽しくやりましょう。

■ 2001/12/30 (Sun)  2001年宇宙の旅。
大掃除だ。 21世紀になってもゴミは出るし埃は積もる。 掃除の道具も20世紀とたいして変わってない。 ドラえもんが出してくれるような便利な道具もない。 もちろんオレは宇宙に行ってない。 それでも茜色に染まった夕焼けは綺麗だ。 夜空に浮かぶ月も輝いてる。 拭き上げた窓ガラスからよく見える。

■ 2001/12/29 (Sat)  drive money.
この時期になると、普段車を使わない人も車に乗る。 用途はいろいろあるのだろうが。 当然、道は混む。 それだけならまだしも、交通の流れに乗り切れない、もしくは逆らってるヤツまでいて邪魔だ。 当人はそのことに気付いてないのが余計腹立たしい。 お前はどこで免許を取ったんだ、と問いたい。 ペーパードライバーがいきなり路上に出るのは危険な行為だ。 車は快適である以上に、危険な乗り物だってこと。 わかってる? そんなヤツのために、オレやその周りのひとたちが危険なメに遭うのはゴメンだ。

■ 2001/12/28 (Fri)  見なきゃいいのに。
年末も、25日を境に一気に電飾は減り、代わりに注連飾りや門松といった正月アイテムが目に付くようになる。 この切り替えの速さ。 変わり身の速さ。 例年通りの年末。 ただ、テレビ番組が特番ばかりでつまんない。

■ 2001/12/27 (Thu)  エマニエル夫人。
地元三茶で炙り焼きの店へ。 気心の知れた仲間とワイワイやるのは楽しいもんです。 体調の悪いのも忘れて夜更けまで喰って呑む。そして呑む。 それが一番の治療です。 ちなみにタイトルはその店にあったカクテル。 甘美なお味です。

■ 2001/12/26 (Wed)  プロ仕様。
今日、銀行に行ったらプロがいた。 プロの仕事は好きだ。 聞いたことに対して歯切れのよい答えを出してくれる。 そして何よりも手際がよい。 まさにプロとしてソツのない対応。 でもカネをもらってる以上、プロであることは当たり前だが。 最近、プロとしての責任を果たしてない人が多い。 商品の在庫数もわからない販売員とか、道を知らないタクシー運転手とか。 オマエはそんな仕事をしてカネを受け取れるのか、と言いたい。 プロライクであることが新鮮に映る。 そもそもそんな状況がおかしいんです。

■ 2001/12/25 (Tue)  当方26サイ、男。
ワタクシ、誕生日を迎えました。 が、相変わらず体調不良でございます。 声はおかまモードのまんまでございます。 豪華なディナーやシャンパンはないし、傍らに美女がはべってたりはしないけども、26歳になりました。 そんな中、お祝いの言葉を下さった方。 本気でありがとう。 何気ないその一言がかなり嬉しいです。 なんだか、年々そういうことの喜びが増す感じです。 やはりモノより気持ちです。 おかげで心の中が充足した誕生日となりました。 これからもドウゾよろしく。 鳴謝!

■ 2001/12/24 (Mon)  38度のイブ。
やはり、熱があるのはいかんともしがたい。 どうしてもボーッとしてしまう。 ピザの配達人や、コンビニの店員がサンタの格好をしていることで、かろうじて今日がクリスマスイブであろうことに気付く程度だ。 そんな中、一日早くフライングで誕生日を祝うメールをくれたS氏。 ワタシはまだ赤いちゃんちゃんこが似合う年齢じゃありません。 つーか、タメでしょ。 それでもメールもらって嬉しかったことは事実です。かなり。 ありがとう。

■ 2001/12/23 (Sun)  いらっしゃ〜い。
夕方のこと。 携帯が鳴ったので出ると、 「えっ?」 とか言われる。 オレは 「もしもし」 しか言ってないのに。 相手は番号通知してかけてきていたので、こっちは誰からかかってるのかわかってるのだが、向こうはまるで間違い電話でもかけてしまったかのようなリアクション。 「サ、サハラ?サハラでいいんだよね。」 「もちろん。なんで?」 そう。 この体調不良のせいで、声がおかしかったのだ。 でも、そこまではいいとしよう。 問題はその後。 「いや、おかまバーにかけたかと思ったから。」 何っ! いくら声がおかしいからって、おかま呼ばわりは心外です。 てゆうか、キミの携帯のメモリーにはおかまバーの番号、入ってるのかい? でも今、「いや〜ん?」とか言ったらリアルだよな。たしかに。

■ 2001/12/22 (Sat)  生来の強情者。
風邪の諸症状が出ています。 鼻水、鼻づまり、くしゃみ、喉の痛み、咳、痰、悪寒、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み。 全てに該当します。 でもオレは認めません。 「オレは決して風邪ではない。」 嗚呼・・・・・・目の前が揺れてきました。

■ 2001/12/21 (Fri)  はっぴいえんど。
ここ世田谷でも初雪が観測されました。 すこぶる寒いです。 鼻が痛いです。 あ、ハナが出てきました。 咳も。 喉も痛いです。 頭もボーっとしてきました。 どうしたわけか毎年、年末年始のこの時期になると体調を崩します。 とかく、ネガティブになりがちなこの時期に。 あ。 おなかも痛くなってきました。 それから・・・・・・

■ 2001/12/20 (Thu)  捨てる者あれば拾う者あり。
ウチの近所の植え込みはきれいだ。 空き缶とかそんなものは落ちてない。 ポイ捨てとかするマナーの悪いヤツがいないからだと思ってた。 違った。 ポイ捨てするヤツはいる。 でも、そのゴミを片づけてくれてるおじさん(おじいさん?)がいたのだ。 そのおじさんはせっせと植え込みに落ちてるゴミを拾っていた。 その自転車の前後のカゴは、東京都推奨のゴミ袋にパンパンに詰まったゴミでいっぱいだった。 そう、僕たちの知らないところでそのおじさんが街を美化してたのだ。 そのおかげで、僕らはキレイな道を歩くことが出来る。 どなたか存じませんが、いつもありがとう。 ポイ捨てとかしちゃうヤツが、ホントのクズです。

■ 2001/12/19 (Wed)  新宿ブギ。
この時期のひとり歩きはどうもいけない。 さみしさが普段の倍だ。 ひとりでイルミネーションの中を歩いちゃう程さみしいことはない。 まわりは2人でひとつの影を作って歩いてるのに。 とはいえ、ひとり歩きは大好きだ。 思う存分人間観察が出来る。 電車の中で化粧をしてる女の子がいた。 揺れる車内で、巧みにコスメグッズを操り、顔を仕上げてた。 ただ。 それは他人に見せるものではない。 人知れず、美しく化けるのが化粧だ。 まるで、電車内で公開生着替えをやってるようなもんだ。 恥ずかしくないのだろうか。 そんな女は、安っぽくしか見えないのに。 街にイイ男が少ないからだろうか。 イイ男の前で、そんな真似は出来ないハズなのに。

■ 2001/12/18 (Tue)  右?それとも左?
ここ最近、いわゆる現代アートと言われるジャンルの中で、平面 作品に面白いモノが見あたらないと言われがちだ。 映像や、パフォーマンスなどに比べて。 しかし、そんな中で横尾忠則氏の「暗夜光路」シリーズは面白い作品だ。 日常、目にする三叉路を扱ったその作品群には、なにかこう、ハッとさせられるものがある。 まるで自分が人生の岐路にでも立たされたような。 他人を誉めるのはあまり好きではないが、やはり彼は非凡な才能の持ち主だ。

■ 2001/12/17 (Mon)  薄紫色の背表紙。
銀座のイエナ書店が閉店するらしい。 なじみのある店がなくなるのはさみしいもんだ。 海外の画集が充実していたので、よくお世話になったもんだ。 ほとんど立ち読みだったけど。 (海外の画集は高いので、そうそうは買えません) 本屋の後はどんな店になるんだろう。 閉店前にいちど、のぞきに行っておこうかな。

■ 2001/12/16 (Sun)  オマエもひとりぼっちかい?
夜、道端に犬がいた。 電柱の下を嗅ぐ仕草はよく見る光景だ。 だが、どう見ても周りに飼い主の姿はない。 ロープでつながれている様子もない。 まさか・・・・。 迷い犬? こんなに大きなゴールデンレトリバーなのに。 周りの家はキラキラとイルミネーションで飾り立てているのに。 寒い夜だって言うのに。

■ 2001/12/15 (Sat)  忠臣蔵にBILLY JOEL
テレビで歌舞伎をやっていた。 ここでテレビの音量をオフに。 代わりに、FMラヂオの音を流す。 これがハマる。 妙にマッチするのだ。 まるでFMラヂオから流れる楽曲に合わせて、歌舞伎の芝居が進行してるように見える。 そのフシギな感じが面白い。 新発見。

■ 2001/12/14 (Fri)  譲らない。
夜、風呂を沸かそうと、電源をプチ。自動給湯ボタンをプチ。 いつものことだ。 ところが。 ピィィィィィィーーーーーーーーッ。 給湯器の窓にエラーの表示。 とりあえず電源を切る。 このままでは風呂に入れない。 どうしても風呂に入りたいワタシは電源再投入。 そして自動給湯ボタンをプチ。 再び沸かし始める。 数分後。 ピィィィィィィィィーーーーーーーーーッ。 またしてもエラーの表示。 そのくらいのことで諦めるワタシではない。 さらに電源を投入。 エラーが出ては電源の再投入を繰り返すこと2時間。 すこしずつ温まった風呂がとうとう沸き上がる。 気合の勝利。

■ 2001/12/13 (Thu)  魅惑の桃色ルーム。
夜、近所のとあるアパートで。 ひと部屋だけ灯りの色が違った。 それは、目に眩しいピンク。 どピンクだ。 おそらく白のカーテンなのであろうが、部屋の中からの桃色光線に、窓はすっかりどピンクだ。 あの部屋に暮らしている人はどんな人だろう。 どんな仕事をして、どんな生活を送っているのだろう。 他人事ながら気になる。 部屋がピンク色だろうが、とやかく言う筋合いはないんだけども。

■ 2001/12/12 (Wed)  350年後に何する気?
韓国で、350年前のミイラが発見されたらしい。 そういえば、オレは小さい頃ミイラになりたいと思ってた。 いや、死んだらミイラになるんだと決めていた。 古代エジプトでは、死後の魂は再生の日に、元の肉体に戻り生き返ると考えられていたらしい。 そこで、ミイラとして肉体を保存しておく技術が発達したらしいのだ。 いつの日か蘇るときに、肉体が無くては戻って来れないのだ。 オレもその時が来たら蘇りたいと思ってた。 まだ死ぬワケでもないのに。 ただ、万が一蘇ったときのことを想像するのは、今でも楽しい。

■ 2001/12/11 (Tue)  俺、不器用な男ですから。
まるで引きこもりのように、人と話さない生活を続けてるせいなのか、ホントに人と話せなくなる。 せっかくN.Yのアートディーラーを紹介してもらっても、こっちはまともに自己紹介すら出来ない有様だ。 高倉健のように黙して語らず状態に。 話したいことはあるはずなのに、言葉を選んでるうちに結局何の言葉も出ずじまい。 そんな自分がヒジョーに嫌だ。 こうなるとどんどん話すことが怖くなってくる。 で、よけいに話さなくなる。 悪循環そのもの。 こんな時、気楽に話せる相手が傍にいるといいのに。 話したいのに話せないのってフラストレーションたまるよな。

■ 2001/12/10 (Mon)  ごはん番長。
自分のごはんは自分でつくります。 正しくは、外食するとカネが続かないので。 そんなわけで、昼飯でもつくろうかと冷蔵庫を開けると、そこにはお歳暮で戴いた生牡蠣が。 迷わず、牡蠣をふんだんに使ったパスタをつくる。 どんな店に行ってもここまでは使わないだろうというくらいに。 おかげで、外食するよりも豪勢な昼食でした。

■ 2001/12/09 (Sun)  白衣に弱い男。
病院に行くと、当たり前だが看護婦さんがいる。 さらに当たり前だが、女医さんもいる。 どちらも白衣だ。 見分け方としては、 看護婦さん=スカート。 女医さん=ズボン。 だと思っていた。 違った。 看護婦さんでもズボン姿の人もいる。残念ながら。(←なにが?) 正しくは、ナースキャップをかぶっているかどうか。 これでもう、違いのわかる男です。

■ 2001/12/08 (Sat)  休火山は休んでるだけ。
火山であることに間違いはない。 突然、母の様子がおかしくなる。 緊急外来へ車で連れて行く。 検査の結果に異常はないものの、経過を看るためにそのまま入院。 母は、殺しても死ななそうにもみえるが、実は弱い人だ。 それにしてもそんなに入院が嫌か? まぁ、オレも人のこと言えないけど。 小さい頃、医者に入院勧められても断って帰ったことあったからな。 それに比べればまだマシか。 嫌がっても入院したワケだし。 でも血は争えないもんだね。しかし。

■ 2001/12/07 (Fri)  寒い。ついでにフトコロも。
世の中はすっかりクリスマスムードだ。 お店のディスプレイも赤、白、緑。 イルミネーションがあちこちで点滅を繰り返す。 行き交う男女はクリスマス用の彼氏や彼女を捜してたりする。 そんな光景を横目に画廊へ。 作品を見るふりをしつつ、自分の設置プランを頭に描く。 椅子の高さは膝の高さとほぼ同じ。 立ったときと座ったとき、目線の届く範囲はどのへんか。 そんなことを考えて、帰路に就くとそこはやっぱりクリスマス色。 まぁ、12月だからね。

■ 2001/12/06 (Thu)  アトム化計画。
朝起きるとモノスゴイ寝癖になってることがある。 鏡を見てビックリ。 髪型だけは、まさに鉄腕アトムと同じ。 どうせなら、髪型以外の部分がアトムと同じになってればいいのに。 朝起きたら体が鋼鉄になってたり。 朝起きたら足からジェット噴射できるようになってたり。 ただ、その能力があったとして、それをオレが正義のために使うかどうかは別 として。

■ 2001/12/05 (Wed)  トーキョーの天井に跳べ。
夜、テレビを見ているとアラスカ先住民族のドキュメンタリーをやっていた。 そこに映し出されていたのは、アラスカ伝統の技能を競う年に一度のオリンピック。 狩猟に必要な技能を各種目ごとに競う大会だ。 それは、一見簡単そうに見えて、モノスゴクむつかしいものばかり。 四人の男をぶら下げて歩ける距離を競うもの。 まるでトランポリンのように、大勢で張った皮の上で、跳躍する高さを競うもの。 それに、表情豊かで力強い、各部族のダンスなど。 それはそれは楽しそうだ。 その中でも気になったのが、地味ながら、両膝をついた状態からどれだけ遠くへ跳べるか、と言う競技。 これをテレビ見ながら実際やってみたところ、全然跳べない。 ちょっと前に行くくらい。 見てると簡単そうなのに。 そしてもうひとつ。 頭上にぶら下がるボールを、ジャンプして蹴り上げて、その蹴った足で着地する競技。ワンフットなんとか。 達人は3m以上を蹴れるらしい。 VTRでは、2m80cmを蹴ってた。 ちなみにその年の優勝記録は2m60cm。 リポーター氏も挑戦してたが、腰の高さくらいのボールが蹴れずに四苦八苦。 ためしにと、番組が終了後、いそいそと天井からボールつり下げてみるワタシ。 初挑戦のワタシの記録は2m3cm。 それはそれでビミョー。 そこそこ身軽ってとこだろう。 でも、夜12時過ぎに天井に向かってひとり跳び蹴りしてる自分が一番ビミョー。

■ 2001/12/04 (Tue)  とある交差点で。
お巡りさんが交通整理をしていた。 いや、正確には違う。 ただ立ってただけ。 そのお巡りさんは、口をぱっくり開けてモノスゴイ脱力ぶり。 起きてるのかどうかも疑わしいくらい。 むしろ寝てた。 目を開けたまま寝てた。 交差点の中で。 そんな彼の身に何があったのかは謎だ。

■ 2001/12/03 (Mon)  買わない。見るだけ。
近所に雑貨屋がオープンした。 ワタシが興味があるのは雑貨そのものでなく、お店のディスプレイ。 何をどんな風に置いて、どんな空間を作ってるか、ってことにまず目がいく。 そこは、白い光の中で商品を引き立たせる演出をしているようだ。 で、そこは使ってるかどうかはわからないのだが、最近気になるのは「LED(発光ダイオード)」だ。 これはどこで売ってるのだろう? 好きなように加工できるのであろうか? なんぶん、発光ダイオードに関する知識がないので余計に関心が高まる。 求ム。発光ダイオード情報。

■ 2001/12/02 (Sun)  午睡の後にまた夢を見ていいですか?
後輩から、2年半勤めた職場を辞したとの知らせが入る。 また、オレの周りの無職率が上がる。 まぁ、オレの境遇も限りなく無職に近いので、仲間が増えたと言っても過言では無い気がするけど。 要するに、平日の昼間から遊べてしまう人間ですよ。無職って。

■ 2001/12/01 (Sat)  カメラは嘘つかない。
いちょうの紅葉が美しい。 また、落ち葉が黄色い絨毯になってるのもまた色鮮やかだ。 おそらく雑誌の撮影だろうが、そんないちょうの絨毯の上にモデルがちょこんと座ってた。 フツーにカワイイ。 家に帰ると、ブラウン管の向こうではリポーターが新しい皇族の誕生を告げていた。 リポーターは「街は祝賀モード」と言うが、画面の向こうを歩く人たちに、普段との違いはまるでなかった。 そして繰り返される同じ映像。 現実はそんなに騒々しくもないのに。
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