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Thinking
Old thinks

■ 2002/09/30 (Mon)  見えない月。
ショック。
停めてあったはずの場所に車がなかったとき。
レッカー移動初体験。
油断した自分に腹が立つやら情けないやら恥ずかしいやら。
築地署へ行って、さらに保管場所の駐車場に行く足取りはひたすら重い。
萎える。
それは返却された車を運転してても気持ちは萎えたまま。
何もやる気は起こらねぇ。
つまらねぇドジ踏んじまった。。。

■ 2002/09/29 (Sun)  再接続。
ワンダーサイトでの展示も最終日。
で、ワンダーサイトへ行って驚いた。
会場を3階から2階へと移動して、会期延長との知らせ。
天佑、って言うんでしょうかね。これは。
また二週間、人目に触れる機会が与えられたことに感謝するしかない。
日々は思っても見なかった方向へと続いてる。
いい風の吹いている方へ向かいたい。

■ 2002/09/28 (Sat)  極上の地下。
今日の展示用プロジェクタの調子は至って快調だった。
順調な展示にちょっと嬉しくなる。
当たり前のことが当たり前に行われる、ってことがこんなにも喜ばしく感じるなんて思いもしなかった。
改めて自分の展示としっかり向き合う。
すると新たなひらめきがやって来るのに時間はかからなかった。
そしてもうひとつ、タイミングの妙に気付く。
何事も、タイミングによって転がる方向は違ってくる。
まるでルーレットの目のように。
今日もお酒が美味しい。
予定調和なんて要らない。

■ 2002/09/27 (Fri)  遅刻のメロディ。
今日のうさぎ年の運勢。
「不運」
しっかりこの文字が踊ってた。
普段は当たらないくせに、今日に限って当たることになるとは。
トーキョーワンダーサイトに行ってみると、展示中のプロジェクタが不調。
いくら電源を入れても一分ほどですぐに消灯。
プロジェクタがすねているのかと思いきや、どうやらランプがもう限界に達していたらしい。
電圧がかかりすぎると自動的に切れるように設定されているようだ。
まるで、もう無理っ!、て言ってるみたいに。
今日見に来ていただいた方には大変申し訳ない。
と、そのままにして置くわけにはいかないので、メンテナンスを呼ぶ。
けど、そんなにすぐには来てくれるわけもなく、到着は夕方。
そして、急な話なので部品は大阪にしかなく、本日中の修理は断念。
さらに困ったことに明日あさっては土日のため、会社は休み。
部品が届くのは早くて月曜。
ところが展示は日曜まで。
アンラッキーは重なるものだ。
ところが事態は夜に好転する。
代替品が品川で見つかる。
もうこのさい何処へだって行きますよ。
そんな気持ちでテンションあげていると、品川から持ってきていただけるとの知らせ。
到着を待ち、プロジェクタを差し替える。
これで明日からの展示は事なきを得た。
トラブルはさしあたって回避された。
安堵。心から安堵。
そんなこんなで、待ち合わせに遅れました。
今日は申し訳ないの連発。
でもこんなことのあったあとの酒は美味いんですよ。ホント。

■ 2002/09/26 (Thu)  眠れない夜は誰の所為。
目の下に隈。
人相の悪い日。
どんなに笑ってごまかしても、今日は人相の悪さを拭えない。
と、言い訳はそのくらいにして今日は早く寝たい。
あしたがんばるからさ。

■ 2002/09/25 (Wed)  ふるえる黄金色。
人と人の間には"違い"がある。
すれ違い、勘違い、思い違い、行き違い、お門違い、見当違い、聞き違い、人違い・・・・・・・・。
この沢山ある違いを埋めるべきなのか、逆に認めるべきなのか悩む。
ズレがあったらあったで気分が悪いが、ズレがなかったらつまらない。
今日、ふたつひらめいた。
ひとつは自分で。
もうひとつは人との関わりの中で。
違いはまだ違いのままだ。

■ 2002/09/24 (Tue)  銃爪。
雑事はちっともかたづかない。
何がかたづいて、何がかたづいてないのか。
考えてみてもやはりかたづいてないことだらけだ。
まぁいい。
複雑なことは山ほどある。
今まで正面から向き合ってなかったことも、これからは正面切って向き合わねばなるまい。
どこまでぶつかれるかなんてわかりゃしないけど。

■ 2002/09/23 (Mon)  笑う男。
貧乏性と言うんでしょうね。
出かけたら出かけたでいっぺんに用事を片づけようとする。
よく言えばフットワークよく。
結局のところ落ち着きのない行動。
駆け回れるだけ駆け回る。
それでも進んだ気がしない。
まだまだ進んだ気がしない。
何がうまれた?何をうみだした?
美しいものへ。もっと美しいものへ。

■ 2002/09/22 (Sun)  助走の為の予備助走。
最近溜まりきった雑事を片づけることに専念する。
この夏は何処へ転がっていくかまるでわからなかった。
その分、手つかずになってることも多い。いや、多すぎ。
片っ端から片づけようとしても、ちっとも片づかない。
ただ、次へ進むには全てクリアにしておきたい。
どんな建物を建てるにも、基礎が、地ならしが必要だ。
ここいらでしっかりとたたき上げておきたい。
次に何処へ向かうとしても。

■ 2002/09/21 (Sat)  はじまりの日。
この夏、共に闘い、共に走ってきたアーティスト、永岡くんが留学のためイギリスへ旅立つ。
朝、大事なことを忘れていたことに気付く。
餞別。
旅のはなむけは欠かすことは出来まい。
選んだのは「黒ひげ危機一髪」。
これなら笑いもとれるだろう。いや、イギリス人とのコミュニケーションのツールとしても、もってこいなハズだ。
何と言っても、旅立ちは笑いと共に、だ。
永岡邸に集合し、これまた共に走っているアーティスト松本さんと一路成田へ向かう。
ここで気付いたこと。
誰も車で成田に行ったことがない。
そして運転するオレは、成田そのものに行ったことがない。
やはり我々には珍道中がよく似合う。
とは言え無事に成田着。
あとは夜までワイワイやって明日のフライトに備えていただく、と。
そしてまた今日から、東京とイギリスで共に走ることを誓い合う。
旅立ちをきっかけに、また新たな鼓動が脈打ち始める。
イギリスにいることに負けないくらい、僕は走らなければなるまい。

■ 2002/09/20 (Fri)  区切り線のない日。
今まで、右肩だけだった痛みが左肩にまで広がる。
笑えない。
予定は予定通りいかないもの。
まぁ予定通りだったとしてもきっとつまらないけど。
そんなワケで本日の予定は全てキャンセル。
でたとこ勝負な一日。
そしたら案外いろんなことがつながってた。
バラバラなものがひとつに、ではなくバラバラなものはバラバラに。
ひとつを辿るとまた次のひとつに。
何処につながってるかなんて想像すらつかない。
ただ、はっきりしてるのは信じることから始まってる。
全てはそこから。
関わるなら身内と思って。
そうすれば親身になれるから。

■ 2002/09/19 (Thu)  立ち止まらない。
何をやってもユルい日がある。
言い訳ならいくらでもできる。
ただ、どうあっても言いたくないのは「疲れてる」と「忙しい」。
これを言ってしまえばなんとなく納得した気になる。
気になるだけで何の解決にもなりゃしない。
休館日とは知らずに千葉のギャラリーまで行こうとしたり、たやすく電車を乗り過ごしたり。
そんな中でも、見つけるべきものは見つけてます。
転んでもタダでは起きない、そんな心意気で。

■ 2002/09/18 (Wed)  頭の視点。
ワンダーサイトにてレビュー。
人に作品について説明するのは得意ではないが、致し方ない。ただ、以前よりは人との関わりの中で、その必要性を感じているのも事実だ。
説明をしながら気付いたことがある。
評論家、もしくは美術ジャーナリスト、と呼ばれる人たちの視線だ。
ある人は説明を聞きながら作品に目をやる。目でものを見、感じる上ではごく自然な行為だ。
ところがある人は、じっと床を見つめていた。そして時折天井を見上げて。そこには何もないのに。そしてその人は説明後、案の定自分の論理を展開し始めた。
ちっとも作品を見てないのに。
きっとその人は作品は理解するもの、説明するものと思っているに違いない。他にもそう思う人はたくさんいるだろうが。どこか自由にものが見れないらしい。
そういう人は眼でものを見てない。人の話も聞いていない。自分の論理を展開するきっかけを捜しているだけだ。
感性で創ったものは感性で受け止めたらいいのに。
僕らが創るものにホントは意味なんてない。
ただ感じてもらえればそれでいい。
でもそれでは納得しない人のため、僕はちょっぴり説明した。
それも人との関わりだから。

■ 2002/09/17 (Tue)  声で。心で。
搬出。
柴田悦子画廊での個展の作品は、次の会期の作家が立体作家だったため、期間を延長して画廊の壁面を飾っていた。
展示の機会を増やして下さった柴田悦子画廊主と、作家の宮城さんに感謝だ。
作品の撤去は、また新たな作品へのスタートでもある。
次へ。前へ。
自分の見たい世界を見るために。
自分の感じたい世界を感じるために。
僕はがむしゃらに進みます。
そうしたいから。

■ 2002/09/16 (Mon)  口は何のためにある?
言葉を行き来させる。
そのことでコミュニケーションは生まれる。
日常の中で、会話や対話を繰り返す。
話しづらいこともあるかもしれない。
面と向かっては言いにくいこともあるかも知れない。
それでも言葉を発しない限り、何も生まれない。何一つ動かない。
秘めた想い、をいつまでも秘めていたらそのことは決して伝わらない。秘密のままだ。
声に出す。
ごくごく単純なことだ。
それでもそのことに勇気が必要な場合もある。
その一声が世界を変えるかもしれないし、変えないかもしれない。
それでもその声を出さなければ、世界は何も変わらないことに疑う余地はない。
怖がって頭の中の理屈に逃れたら、負け。

■ 2002/09/15 (Sun)  触れているのは何?
目が覚めれば、気になることは沢山ある。
そのことを頭でひとつひとつ消化しようとする。
無理。
余計に気になることは増える。
まずは目の前のことから行動することにする。
ワンダーサイトで、来てくれた人たちに持って帰ってもらうためのちらしを作る。
3人の言葉を添えて。
今回の展示には多くの人が関わり、そのいずれかが欠けても成立しなかっただろう。
そのひとりひとりのことを頭に思い描くと、自然と手が抜けないことに気付く。
改めて人との関わりの大切さを心に刻む。
僕らはみんなつながっている。

■ 2002/09/14 (Sat)  ヒツジの上でおやすみ。
結局、日付の境目はわからないまま朝を迎える。
そのまま搬入。
展示の初日を迎えたものの、現場で作業。
会場を作業場へと変える。
この日来ていただいた方々には申し訳ないけども、まさに生の現場。
空間として完成したのは閉館後、日付もまたひとつ変わろうかという頃。
出来上がった空間は、今まで見たこともない、最高の空間に仕上がった。
空間が輝きだした。
そしてわかったのは「好き」ってこと。
僕らは「好き」でこれをやっている。
誰かのためでもなく、また誰かにやらされているワケでもなく。
とにかく「好き」。
この一言につきる。

■ 2002/09/13 (Fri)  気儘な灰色。
トーキョーワンダーサイトにて展示の準備。
映像をあててみる。
この瞬間がたまらない。
今まで別々だったものがひとつになる瞬間。
その瞬間に作品に命が生まれる。
熱を持ち始める。
と、自分の展示の準備は出来たものの、共に展示する永岡くんと松本くんの準備がまだだ。
夜、松本邸に向かい、3人集合。
空間を共有することになるので、ここで一気に共同作業に入る。
寝ないし、家にも帰らない。
このまま初日搬入の覚悟で。
深夜、コンビニで買った飲み物についてきた恋占いには"ゆうき"の文字が。
で、結局僕らを動かす力は何?

■ 2002/09/12 (Thu)  5分だけ、もっと近くに。
やっぱり今日も肩が痛い。
作業に集中してしまえば忘れるけど。
午後からワンダーサイトで和紙貼り。
これがスクリーンとなり、今回の作品の根幹となる部分なので気合いも入る。
さらに助っ人を得て、作業は驚くほど捗る。
うまくいく時は、何もかもがスバラシイ。
今回苦戦を予想していただけに現在の状況が嘘のようですらある。
あとはこれから映像をシッカリ完成させるのみ。

■ 2002/09/11 (Wed)  3文字半の微笑。
窓から吹く風が、秋の薫りがした。
家から一歩も出ずに、映像制作。
「カンヅメ」とはよく言ったもんだ。
外がどうなってるかなんて、まるでわからない。
時々、子猫のなく声がする。
ひたすら画像と画像をつないでく。
つなぐことで新しいイメージが紡ぎ出される。
モニタの光を見続ける。
目を閉じても光が見える気がする。
目の前を流れる15分の1秒に、現実の時間を忘れる。
朝が来るのも時間の問題だ。

■ 2002/09/10 (Tue)  どうぞ楽しんで。
心の熱を力に変える。
昼間、映像を制作し、夕方からワンダーサイトへ。
映像を映し出すための土台の骨組み作りにはいる。
以前、みんなで取りに行った竹を使って。
そこへ運命の巡り合わせか、世界的スーパー左官職人、久住さんが現れる。
この人の持ってるノウハウは素晴らしい。
よきアドバイザーを得て、作業は飛躍的に捗る。
上がっていたテンションは、さらに上がる。
おかげで素晴らしい骨組みが出来上がる。
今後の作業が、俄然楽しみになる。
今夜もまた徹夜ながら、それすら楽しみだ。

■ 2002/09/09 (Mon)  ライオンは無駄喰いをしない。
朝から映像制作の準備をするだけして、昼から外出。
たくさんのものを吸収しようと、目はせわしなく動く。
見つけたのは、願い。
いや、希望か。
たとえ嘘でも信じたい。
そのひとことひとことを。
帰宅して再び映像制作にとりかかる。
迷わない。ためらわない。信じるもののために。

■ 2002/09/08 (Sun)  勝利への柔軟性。
14日からの展示準備のためワンダーサイトへ。
ところが行ってみると、そこにはまだ前の会期の展示が残ってた。
なんでもまだ写真撮影を済ませてないらしい。
なんたるお粗末さ。
そんなことはさっさとやっておいてくれよ。
とりあえず何も出来そうにないので、材料を会場となる三階に揚げて帰る。
展示まであと一週間を切ったこの時点でこの手薄ぶり。
僕らアーティストに求められるのは常に奇跡ですか?

■ 2002/09/07 (Sat)  惹かれる。
14日から始まる展示には映像を使う。
そのための元画像撮影。
渋谷の、それもセンター街にトーキョーを感じた。
僕はその温度にレンズを向けた。
時間と空間を切り取る作業は楽しい。
「間」を捉えることが。
これを紡いで新たな「間」を創り出す歓びがこのあとには待ち受けている。
いったいどんな「間」が生まれるのか今から楽しみでならない。
夜、14日から一緒に展示をする松本くんのVJライブへ。
そして、作家仲間の久保田さんの誕生日を祝ったりしてたら結局、朝。
ここ最近、日本にいながらにして、時差のある生活です。

■ 2002/09/06 (Fri)  熱は理屈じゃなくて。
予定は遅れる。
ひとつが遅れると次から次へと。
別に巌流島の宮本武蔵気取りじゃないのに、行く先々で遅刻。
今日は小次郎をいったい何人斬ったんだ、って言うくらい。
最後に行き着いたのはまたしても柴田悦子画廊。
今回の作家は立体作品の作家なので、壁面にはオレの作品が居残ったままだ。
そこではもちろん宴。
その立体を創っているのは、イッコ上の沖縄男児。
沖縄に遊びに来いと言われて、スグに行きたくなってしまう。
沖縄=楽園、のイメージがあるので。
泡盛が好きなので。
単純に現実逃避したかったりもするので。
そうだ、沖縄へ行こう。
またしばらく徹夜が続くかと思うとそんな気分です。

■ 2002/09/05 (Thu)  夜を泳ぐ。
個展の搬出。
と、同時に次に画廊でやる作家の作品の搬入。
たくさん人が集まった所為か画廊は熱気で包まれる。
搬入搬出してるだけなのに。
そして次の作家は立体作品の為、壁面には結局自分の作品が残ることに。
自分の作品にまた人目に触れる機会が与えられるのは素直にウレシイ。
作品は人目に触れて初めて成立するものだから。
作業後、和やかに慰労会。
阿佐ヶ谷でホルモンをつつく。
個展からの夜のお祭り騒ぎは続く。
何かが生まれるのは遊びの中から。
きっと遊びの中から。

■ 2002/09/04 (Wed)  世界は今日も回ってる。
3日間沖縄出張中の柴田さんが泡盛の古酒を携えて帰ってくる。
昼間から泡盛で酒盛り。
そんな個展最終日。
毎日呑んでるとさすがに頭も回る。
軽いまどろみ体制で言葉を紡ぐ。
自分の作品に反省しながら。
営業時間を過ぎても客足は絶えない。
むしろ盛り上がる方向で。
宴は続いてく。
どこまでも、どこまでも。
心がつながる限り。
またお会いしましょう。

■ 2002/09/03 (Tue)  マブダチナイト。
刺激は突然やって来た。
朝、聞いた占いでは恋愛運アップの方向だった。
でもそれは当たらない気がしてた。
結果的に、確かに占いは当たらなかったけども。
営業時間後、連れてってもらったのはギャラリーバー。
その一筋縄でない感じがたまらない。
連れてってもらった吉村さんは、今日が初対面にもかかわらず早くも兄貴的存在に。ヨッシーかっこよすぎ。
その後シモキタに場所を移し、コアな飲み屋を巡る。
こんなにおもろい店があったなんて。
わりとシモキタには出没率高めだったものの、今夜初めてホントのシモキタを知った気がする。
そこでヨッシーとは別れを告げて永岡くんお出迎えの車に乗り込み、松本くんと合流。
14日からの展示について話し合う。
ここからは目一杯本気で。
再び狂気と熱が待つ、闘いの場へ共に向かうことを自覚する。
創造の時は近い。
帰宅はもちろん深夜。
情熱と共に。

■ 2002/09/02 (Mon)  表現者の波形。
アートを通してみなさんと出逢えたことは歓びです。
なんて、優等生なコメントはいつだって言える。
そのコメントに嘘はない。
けれど毒もない。愛もない。
あるのは言葉の抜け殻。
カタチだけなんて無意味だ。
心から出た言葉を大切にしたい。
たとえそれで角が立ったとしても。

■ 2002/09/01 (Sun)  つばさのマーチ。
会場に一週間もいれば、自分の作品の反省すべき点なんて、自ずから見えてくる。
次の作品に早く取りかかりたくてしょうがなくなる。
その反省を生かすために。
いればいるほどその想いは膨らむばかり。
手はモノを創りたいと震え出す。
歓びを求めて。
夕方、保育園時代からの幼なじみがやって来る。
一緒に呑むのは初めてだが、何か落ち着く感じがある。
最近結婚したばかりだが、夫婦仲睦まじいのを見ると、こっちまでしあわせな気持ちになる。
おそらく世の中には、ふたりではじめて発揮できるパワーのようなものがあるに違いない。
きっとひとりで居る時には想像もつかないような。
ひとをすきになる、って強いことなんだろうな。
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