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Thinking
Old thinks

■ 2003/01/31 (Fri)  やればできるさ。
新しいフィールドに立つ。
未知のモノに対する恐怖はそう簡単には拭い去れない。
それでも、自分の足でそのフィールドをしっかり掴むしかない。
あとはとにかく駆け抜けるだけ。
目指すのは上だもんね。

■ 2003/01/30 (Thu)  何をしに何処へ行くの?
完全に雑事に忙殺される。
忙殺とはよく言ったもので、ホントに忙しさに殺されそうだ。
殺されそう、なんて状況はストレスそのもの。
その気はなくても勝手に苛立つ。
できることなら女の子のお尻でも追いかけて暮らしたい。
もちろん、そんな生活はあり得ないと知りながら。

■ 2003/01/29 (Wed)  脳のどの辺?
目が覚めると、食卓の上には前日お店で呑んでたベルギービールの瓶。
それはそれとして、ひとまず気を取り直して、新作に取りかかることにする。
で、取りかかったのも束の間、やりかけの作業もそのままにトーキョーワンダーサイトへ打ち合わせに向かう。
なんだか一日はあっという間に過ぎる。。。

■ 2003/01/28 (Tue)  やっぱりあれはUFOかも。
次回イベントの音の打ち合わせのため、茂原へ。
ちょっとした旅気分で。
打ち合わせもさることながら、せっかく茂原まで行ったので夕暮れの海まで見ちゃったりして。
なんか目の疲れがとれる感じがする。
で、さらにイワシ料理に舌鼓。
やっぱり旅気分。
目的は打ち合わせだったけども。

■ 2003/01/27 (Mon)  穴のむこう。
油断してた。
宮崎アニメ、僕も好きなんだけど、「もののけ姫」がいまいち期待ハズレだったせいか、「千と千尋」も見てなかった。
で、先日テレビでやってたのをビデオにとってようやく見る。
あれ。
おもしろいじゃん。
むしろモノスゴク。
やっぱり変な先入観で物事を判断するのはやめよ。。。

■ 2003/01/26 (Sun)  棘に羽根。
この日はのんびり始動。
ゆるゆるとおしごとモードに。
おしごとをしつつも、頭の中には新作のヴィジョン。
はやくこれをカタチにしたいなぁ〜

■ 2003/01/25 (Sat)  光と熱のシャワーで。
東京タワーへ登った勢いもそのままに。
夕方、お台場Zepp Tokyo(http://www.zepp.co.jp/tokyo/)へ。
知人に誘われるまま、AIR(http://www.air-net.mu/)のライヴに。
スリーパーカッションで構成された舞台にギターが響く。
カッコイイ!
空間の演出の仕方も勉強になる。
で、2時間半リズムに身を任せて踊り続ける。
う〜ん、疲れも吹き飛ぶね。
やっぱ熱だ!

■ 2003/01/24 (Fri)  27年目の初体験。
終電で天王洲アイルへ。
倉庫で行われてたイヴェントに。
で、これがいまいちで、周辺で遊ぼうかと思いきや、天王洲にネオンが見当たらない。
そこで都心を目指す。
それも徒歩で。
歩いても歩いても見当たるのはコンビニばかり。
それも何故かローソン。
早朝頃、ようやく三田周辺に到達、ここでようやくファミレスを発見。
とりあえず一息。。。
で、朝も明け切った頃に周囲を探検。
今まで知らなかったけど、この辺の街並み結構面白い。
そして更に目指したのが東京タワー。
東京に生まれ育った僕だけど、ここは未だに足を踏み入れたことがない未開の地。
東京タワー初登頂を目指す。
この日はあまりに天気が良くて、一番てっぺんからの景色はそれはもう気持ちいいのなんのって!
27年目にして味わう初めての感動。
天王洲から一晩かけて歩いて、東京タワーまで登った達成感。
やりきった、って感じ。
東京タワー下のろう人形館の、あのマニアックな人選には驚いたけど。
すっかり太陽は頭上に。
まぁ、病み上がり、ってことはすっかり忘れるね。

■ 2003/01/23 (Thu)  スロー、スロー。
リハビリ、とばかりに制作再開。
自分の動きがまるでスローモーション。
時には勝手に一時停止。
ま、しょうがないか。。。

■ 2003/01/22 (Wed)  アベコンベ。
どうにか微弱ながら動けるようになったので、検査入院中の母親のお見舞いに向かう。
ただ、入院中の当人は至って元気で、見舞いに行ってる僕のほうがまるで患者のよう。
おかしなもんだ。

■ 2003/01/21 (Tue)  復調の兆し。
ようやくゆるゆると起きあがる。
とにかく調子はサイアク。。。
インフルエンザってヤヴァイよ。

■ 2003/01/20 (Mon)  カウント2。
この日も布団から起きあがることもままならず。。。

■ 2003/01/19 (Sun)  ダウン。。。
39℃の熱に。。。

■ 2003/01/18 (Sat)  顔と尻は違うぜ。
ややぼんやりのまま。
打ち合わせにも身が入らない。
そして今日は1日何やったんだ?
それでも要点だけは掴んだ、、、かな?

■ 2003/01/17 (Fri)  海だもんね。
葉山へ。
アーティスト、石原さんのお宅へ。
そこは目の前が海。見渡す限りの海。
海を独り占めの気分。
いちおう打ち合わせで行ったのに。。。
で、夜は小料理屋で新鮮な魚と美味しいお酒。
天然の岩牡蠣のとろけ具合にしあわせをかみしめつつ呑む。
で、石原邸に戻ったあとも呑む、呑む。
結局酔い潰れておりました。。。
何やってんでしょうね、僕は。

■ 2003/01/16 (Thu)  その時の温度を。
自分が生まれたときのことを、親に聞いたことはある?
ない人は恥ずかしがらずに親に聞いてみて。
ある人はその時のことを、その話を思い出してみて。
今、自分がここにいることの意味を思い出すきっかけになるから。

■ 2003/01/15 (Wed)  ブラックメキシカン?
トーキョーワンダーサイトへ。
山田徹さんと、玉木之子さんのレビューへ。
お二方とも、作品の面白さもさることながら、お話しそのものも面白いかも。
で、それとは関係ないんだけど、最近外に出るたびに何かしら頼まれ事をいただいて帰ってる気がする。
サハラが歩けば頼まれ事に当たる、みたいな。
でも、それは嬉しいこと。
頑張り甲斐がありますわ!

■ 2003/01/14 (Tue)  辛口祭り。
柴田悦子画廊はこの日が初日。
で、口開けの儀。
何の口開けるのか、ってそれはもちろん酒。
オトナの中に混じって、オトナの会話を聞きつつ杯を重ねる。
気付くと、空いた一升瓶がゴロゴロしてる。
完全に気持ちよく酔って、〆に辛口ラーメン食して家路へ。
なんか、馬鹿馬鹿しいことは全て忘れてしまうね。

■ 2003/01/13 (Mon)  玉子色に浮かぶ花。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうモノ。
自分の制作の時間は2日で終わり。
再び昼の生活から夜の生活へ。
結局、2日で下塗りは終わらず、出来たのはたくさんのエスキース。
これからは時間を見つけて、自分の制作を進めなくちゃ。
で、この日はおしごと。
この日作ったデータを深夜にコンビニへ発送しに行く。
車も人もちっとも動いてないのに、僕だけは稼働中。。。
江戸時代だったら、「草木も眠る丑三つ時」なのにね〜

■ 2003/01/12 (Sun)  昼、って案外短いんだね。
この日も下地塗り。
そして乾く合間を縫って、頭に浮かぶイメージをエスキースにしていく。
この思考の流れを断ち切りたくなくて、とにかく他のことはシャットアウト。
体を動かしてどんどん進めていく。
ひさびさに昼間の生活だけど身体はホントよく動く。
何だか別世界にいるようだけど。
でもこの感覚は気持ちいい。
そしてエスキースも次々と枚数を重ねる。
そう、誰にも真似できないモノを創るんだ!

■ 2003/01/11 (Sat)  陽光にふれる。
いつ以来かな?
自分のためのお時間。
去年から雑事に追われ続けて、この日ようやく自分の制作の時間がしっかりとれる。
ちょっとばかり、、、いやかなり嬉しくて朝早くに起き、制作に取りかかる。
まずは下地塗りなんだけど、刷毛を持って布と対面するとこの上なく心躍る。
手を動かしていると、自分の中で眠っていたイメージが溢れ出す。
一度塗った部分が乾くのを待つ間にエスキースを繰り返す。
鉛筆を持つ手がとにかく動く動く。
やっぱり僕は描くのが好き。

■ 2003/01/10 (Fri)  閑話休題。
たまには親のハナシでも。
ウチの親は仲がいい。
子供の僕が言うのもなんだが、驚くべきおしどり夫婦ぶり。
ふたりでおでかけなんてしょっちゅう。
気がつくと僕は何時も置いてきぼりだ。
買い物へもふたりで。
ふたりで台所に立ってることもある。
同棲をはじめたての若カップルでもここまで仲良くあるまい。
なにごとも基本は夫婦で。
一人っ子である僕は、たいがいほったらかし。
ハタチを過ぎた男なら一人で立ちなさい、ってことらしい。
僕もそんな扱いが心地好い。
子供が言うのもどうかとは思うが、理想の夫婦そのもの。
で、改めてそんなことをここに書いてて気付いた。
あんがい僕、しあわせじゃん。
あまりに身近すぎて、今までちっとも気付かなかったけど。
で、それが自分の力になってることは間違いない。
そんな家族の中で、僕が出来るのはやっぱり、アーティストとしてしっかり立つことくらいかな。

■ 2003/01/09 (Thu)  風はどっちへ?
描き切れない。
どうも納得のいくモノが仕上がらないと気分悪い。
で、気負えば気負うほどドツボにハマる悪循環。
うー、納得いくまで徹夜かな〜。。。
・・・・だよな。

■ 2003/01/08 (Wed)  僕の毒薬。
借りてたヴィデオを見る。
「ポピーザぱフォーマー(http://columbia.jp/~popee/)」
去年キッズステーション(http://www.kids-station.com/)ってとこで放映されてた3DCGアニメ。
シュールなの大好き!
どこまでもとぼけたキャラがいいの。
僕は「ケダモノ」が一押し!
思わず夢中!
そのぶん作業はストップ。
で、見終わった後も頭の中で主題歌がヘビーローテーション。
一気にお気に入りだね〜

■ 2003/01/07 (Tue)  僕を踊らせるのは誰?
朝からグダグダ。
どうもまとまるものもまとまらない。
頭の中にきっかけとなる言葉はいっぱい出てるんだけど。。。
夜、渋谷へ。
僕の顔を見るなり、「顔色悪いね〜」とのお言葉。。。。
こりゃいかん。
辛気くさい顔なんかしてたら美味しいお酒が呑めないじゃないの。
とは言え、同席の方々のパワーに押されっ放しだった。。。
でもまぁいいか。
結果的に楽しかったし!

■ 2003/01/06 (Mon)  僕のおしごと。
最近、僕が何してる人?と、聞かれることがある。
ごもっともな質問だ。
税務署の申告書類だとか、そう言った類の職業欄に記載してある職業は「画家」。
なので、何かの機会に新聞だとかニュースになることがあれば「画家佐原和人(27)」と書かれる筈。
でも、最近やってることと言えば、もちろん画家として絵も描いてはいるけど、映像制作、VJ、ワークショップ、Webデザイン、Tシャツ制作、それに紙焼きのデザインなんかも。
これは、自分のアートワークの幅が広がるにつれて自然と増えていったことなんだけど、やっぱり他者から見るとどの辺に立ってるのかわかりづらいのかもしれない。
でも。
まだやりたいことはいっぱいあるし、僕としては活動の幅を増やしたい、と。
で、この日やってたことと言えば、新作Tシャツの制作。
思いのほかいいものが出来上がったので、何だか手放したくない、そんな気分。
ま、やりたいことやってくしかないね。

■ 2003/01/05 (Sun)  刺さるスピードと。
自分は何をしてるんだろう?
そんなことを考え出すと心が苦しくなる。
考えれば考えるほど不安なんてどんどん大きくなる。
慌ただしい毎日に忘れがちだけど、ふとした瞬間に頭をよぎる。
僕は何がしたいんだろう?
知りたい、知りたい、知りたい。
とにかく創ることで答えが見えるんだろうか?

■ 2003/01/04 (Sat)  ひつじの角で刺激して。
携帯の着信音で目覚める。
ウインドウを見ると、「通知不可能」の文字。
は?
非通知設定なら知ってるけど、不可能、ってどういうことよ?
何故か言いしれぬ期待感と共に、通話開始。
「もしもし、永岡ですけど。」
その声に、一気に目が覚める。
声の主は、イギリス留学中の永岡氏。
僕の相方。
お互いの近況に始まって、とにかく久々の会話は尽きることがない。
話しても話しても話足りない感じ。
やはりメールだけでは伝わらないものも、一気に伝わる。
声ってスバラシイ。
夢中で言葉と言葉を交換しあう。
で、気付いたときには2時間経過。
ついつい話し込んでしまう。。。
国際電話なのに。。。
今後一週間、ごはん抜きの生活になってなければいいけど。。。。
お互いに今年も頑張ることを誓い合って通話終了。
携帯の折り畳みを閉じた後も、ロンドンと通話してた余韻に浸って喜びもひとしお。
なんかもう、今年も頑張らずにはいられない。そんな感じ。
はりきっていきましょ!!
とびっきり楽しくね!!!

■ 2003/01/03 (Fri)  笑顔でいきましょう。
霰の降る中、鎌倉へ。
北鎌倉駅で降りて、まずは建長寺へ初詣。
改めて今年一年の健闘を誓う。
続いてこちらが鎌倉行きの本題、建長寺の塔頭、華蔵院へ向かう。
ここで、わりばしを使った作品を制作する現代美術作家、景山さん主催の餅つき大会へ参加。
餅をつく、食べる、そして呑む。
みんなでにぎわう楽しい正月。
そう、これこれ。これだよね。
日もすっかり暮れた頃に都内へ戻る。
日本画家、三浦さんのお宅で新年会。
豪華なごちそうと、美味しいお酒。
とにかく盛りだくさんで贅沢な1日。
三浦さんは僕にとって頼れるねえさんのような存在で、今年も年始早々お世話になってホントうれしいし、心強い限り。
そして朝まで、呑み続け。
内容の濃い1日。
うん、今年も楽しいっ!

■ 2003/01/02 (Thu)  描き初め。
筆をとる。
もちろん絵筆。
年末から描きたかったのに、あれこれやることに追われて描けなかったモノなだけに、描き始めたら一気に熱中。
で、やっぱり手と脳はつながってるようで、描いてるうちにまた描きたいモノが増えていく。
この解決策は、とにかく描くしかないんだよね。

■ 2003/01/01 (Wed)  さぁ、はじまりましたよ。
新年を迎える。
人生をリセットしたワケでもなく、昨日までの延長線上にあるはずなのに、この日を迎えるとこんなに清々しいのはなんでだろう。
普段起きないように時間に起きて、家族と雑煮。
早起きで雑煮。
清々しい気分になれるのはこれか?
ただ、普段起きてない時間から、デカイ餅が3個入った雑煮を平らげるのは、ちとキツイ。
まぁ、元旦はこんな感じでいいかな。
と、僕宛に届いた年賀状を見てたら嬉しい言葉を見つける。
あい、仰せのままに僕の世界を築きあげます。
見守っててちょうだい。僕がんばるから。
ねっ。
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