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Thinking
Old thinks

■ 2003/02/28 (Fri)  球体の内と外。
このところ、時間に追われてちっとも落ち着かない。
まともに自分の創るモノと向き合えない。
そんなことじゃ、自分も満足できないし、見る人の心に感動を伝えられない。
ただ、漫然とモノを創るなんて、どうしようもないヤツのすることさ。
もっとひとつひとつ、丁寧に創んなくっちゃ。
大事にするべきモノを忘れて、消費されてちゃオシマイだね。
本質だけは消費されちゃダメだもの。

■ 2003/02/27 (Thu)  塞翁が馬。
うまくいったりいかなかったり、それでも毎日は続く。
朝から苛ついてたんだけど、そんなこと気にしてたら前に進めないもんね。
で、夕方から軽い打ち合わせを兼ねて、緩くクラブへ。
ロマンチカのショーなんかを見たりして。
で、そこで知り合ったアメリカ人。
住んでるとこを聞いてびっくし!
ウチのご近所。
そして、そのアメリカ人の住んでるマンションの一室は、小学校の頃、僕が大好きだった女の子が住んでたトコ。
なんて偶然。
まさにアンビリバボー!
思いもよらないこと、っていっぱいあるね。

■ 2003/02/26 (Wed)  かがやくために。
その少年は悪魔になろうとした。
小さな嘘に嘘を重ねて。
人を思いのままに操って、不敵な笑みを浮かべる。
そうすることで大人になれるんだと勘違いして。
そうして大人になった少年たちは、今日も互いを騙し合って生きている。
何がしあわせかなんて考えることもなく。
真っ直ぐに生きてる少女に目を醒まされるまでは。

■ 2003/02/25 (Tue)  スウィートを楽しもう!
僕らは競争社会に生きている。
好むと好まざるに関わらず。
ただ、自分と他人を比べる必要なんて、これっぽっちもない。
例えそういう影響を受けて来たとしても。
自己と他者の違いを認めるところから始めたらいい。
最近、ようやくそのことに気付きはじめています。

■ 2003/02/24 (Mon)  我が侭な小指。
結局、好きなモノは好きだし、嫌いなモノは嫌いだ。
やりたいことはやりたいし、やりたくないことはやりたくない。
思った方へ向いていくしかないもの。
信念曲げる必要なんて、これっぽっちもないじゃない。

■ 2003/02/23 (Sun)  the world needs us!
イヴェントが終わったところで、僕の動きは止まらない。
休み時間なんか要らないの。
まるで洪水の時に、蟻が必死に堤を作るようなことでも、とにかく作らなくちゃ!
尻尾巻いて逃げるのなんて誰にだって出来るんだから。

■ 2003/02/22 (Sat)  vol.2 skyfish
いよいよイヴェント当日。
今回こそは、準備万端!なんて思っていたら、一番大事なことを忘れてた。。。
告知不足。
間違いなくその所為なんだろうけど、客足が遅くて焦ったものの、無事開幕。
ライヴ自体はスゴク充実!
前回よりも断然良くなったと思う。
今回は結局、都合5ステージ。
特にラストの松本さんとのコラボレーションは最高だった!
映像と音とが、気持ちよくハマる瞬間がライヴならではの興奮を生み出す。
その場で打ち込みをしてくれたemuefの音も最高にカッコよかったし。
お互いにアドリブでその場で空間を創る、まさにバトル。
自分で言うのもなんだけど、シビれました。
また次回、がんばります!

■ 2003/02/21 (Fri)  最近お馴染みの光景。
イヴェントを前日に控えて、最後の追い込み。
とにかく時間の許す限り新作映像を創るのみ。
もうこの辺まで来ると、すっかり脳も酸欠に近くなる。
気合、気合。とにかく気合。
やるべきことは、ぜんぶやんなきゃ!

■ 2003/02/20 (Thu)  刃先の走り方。
病と貧困に倒れた薄幸の天才、石川啄木が亡くなったのは今の僕と同じ27歳だそうな。
無理するだけして無理して倒れる。
その状況がどうも似てきた。。。
身体が思ったように動かないなんて。。。
貧乏暇なし、とはよく言ったもんだよ。
僕にはじっと手を見てる余裕もないみたい。
もう少しだけ力を下さい。

■ 2003/02/19 (Wed)  芸事は楽しむの。
軽く寝てから行こうかと思いきや、電話で起きちゃって、結局ほとんど寝ずじまいでワンダーサイトへ。
今日はコンサートシリーズ「江戸の音楽」。
で、そこへ来てた19サイのボランティア。
話してみると、スゴク考え方がしっかりしてた。
27サイの僕としては、気付かされること多々アリ。。。
考え方、って結局のところ、年齢だとか性別だとかって全然関係なくて、それぞれ個人に起因するんだね。
うー、しかしここに来るとおなか空くなぁ。。。

■ 2003/02/18 (Tue)  レーダーに、映ってるよ。
茂原にて、22日イヴェントのリハ。
またの名を極秘練習。
って、ここに書いてたら極秘でも何でもないんだけど。。。
茂原に向かう直前までラストシーンを創ってから挑むリハ。
最初と最後だけ合わせて、あとは映像と音が互いにアドリブで対決する、って指向。
オープニングシーンは、リハをしながら撮影したモノを元ネタに、当日までに完成させるぞ、と。
で、いい感じでリハも済ませたので、渋谷に戻って会場となるgallery bar 4156Mに軽く呑みに、、、、のつもりが、店長の丸さん、自らテンション上げて酔っぱらってる状況に、僕も酔っぱらうことに決定!
そしてそのまま朝を迎えたのでした。。。

■ 2003/02/17 (Mon)  ラストシーンを描き込もう。
深夜、テレビをつけたまま作業をしてると、面白いのもあったり、馬鹿馬鹿しいのもあったり。
その度に作業が滞ったり、進んだり。
まぁ、そんな感じで前進です。

■ 2003/02/16 (Sun)  ほかのことにはうわのそら。
今日中にここまではやっておきたい、そんな心づもりの部分を越えてなお、制作が進む。
ここはもう、一気に進めるほかない。
やりたいことはいっぱいあるし、ここは時間の貯金を作っておきたい。
きっとすぐになくなってしまうような、ちっぽけな貯金だけど。
ここからまた、テンポアップで!

■ 2003/02/15 (Sat)  not contemporary artist,just an artist.
最近知り合ったカナダ人のフォトグラファーと待ち合わせて、トーキョーワンダーサイトへ。
なんだかたどたどしい英語で話す僕。。。
使い慣れない言葉なだけに、一生懸命聞くし、一生懸命話す。
日本語を使う時より能動的に会話するけど、全部は伝えきれないもどかしさ。。。
うー、もっと学ばなくっちゃ!
もっともっと話したいもの。
そこにはバラエティーに富んだ世界が待ってるもんね。

■ 2003/02/14 (Fri)  それが望み。
英語でお電話をいただく。
面と向かって、ならばジェスチャーが使える。
メールなら、辞書も引ける。
でも。
電話では、何も使えない。
とにかく貧相なボキャブラリーでのやりとり。。。
僕はあぅあぅ言うばかり。。。
もっと英語話せるようにならなくっちゃ!

■ 2003/02/13 (Thu)  僕に朱を。
表参道でのイヴェントへ。
そこではライヴペインティングをやってた。
同じくペインティングをやる僕としては、あんなまばゆい光の中で描きづらくないのかな〜なんて、余計なことを考えちゃったりなんかして。
でもライヴは楽しい。
そして終電に乗り間違えたことはないしょ。。。

■ 2003/02/12 (Wed)  そして世界は唄い出す。
トーキョーワンダーサイトにて打ち合わせ。
その中で出た言葉にハッとさせられる。
一言で言うと「詩(うた)」。
やっぱり作品には「詩」が必要だ。
「詩」が作品を掘り下げるキイになる。
たとえ自分がどのへんに立ってたとしても。
「詩」が自分の世界を創る。

■ 2003/02/11 (Tue)  今夜も街を潤すの?
最近のメールチェックのマストアイテム。
「英語の辞書」
英文のメールが増えたからなんだけど、まず読むのに必要。で、書くのに必要。
学生時代、英語の授業なんてつまんなかったし、辞書なんか枕がわりだったのに。
でも、生きた言葉をやりとりするのは楽しい。
文法が合ってるとか間違ってるとか、そんなこと気にせずに言葉を交わしたらいい。
これがもっとスラスラ出来るようになったら、もっともっと楽しいんだろうな〜!

■ 2003/02/10 (Mon)  keep on dancing!
作りかけの映像に取りかかる。
シンプルだけど見飽きない、そんなのを目指す。
で、今日はいい感じでトントン進む。
一気に時間も忘れて没頭。
よし、見えた。

■ 2003/02/09 (Sun)  夜道に舞う蝶。
数字とにらめっこ。
不慣れな作業に辟易としつつも、黙々とにらめっこ。
捗らなくてもにらめっこ。
頭痛がしてもにらめっこ。
にらめっこ、にらめっこ、にらめっこ。。。
うー、ちょっと休憩。。。

■ 2003/02/08 (Sat)  原点より。
世田谷美術館(http://www.setagayaartmuseum.or.jp/)へ。
「日本の風土と美」展を観る。
地味なタイトル通り、けっして派手な展覧会じゃなかった。
でも。
思わず各展示品の前に立ちつくす。
「作品」だとか「美術」なんて概念が入ってきたのは明治になってから。
それ以前の日本の「美」が集められていた。
それぞれが創られた時代に思いを馳せる。
「作品」を創るだとか、「美術」なんて全く関係ないところで、これらの全ては創られている。
モノそのものが強く語りかけてくる感じがして、その場を動けなかった。。。
心に残ったモノは、数え上げればキリがないほど。
正直、その目の前に立って震えが来るようなモノもあったくらい。
こんな感覚に襲われるなんて、滅多にないことなので、思わず会場を二往復。
それでも僕はもう興奮に包まれたまま。
僕はホントはこういう心にダイレクトに飛び込んでくるモノが創りたいんだ。
堅苦しい理屈は抜きで、そういうことだって実感。

■ 2003/02/07 (Fri)  泳ぐ駄菓子屋。
居眠りの最中に、新しいヴィジョンを受像する。
あまりのリアルさに、現実との境目がわからなくなる。
そこに創造の原点を見た気がした。
白昼夢。
一言でそう片づけられないものもある。

■ 2003/02/06 (Thu)  さぁ遊ばなきゃ。
少しでも自由な時間が出来たらどうするか。
それはもう、自分の創りたいモノを創るだけ。
まずはコンテを描いて、なんて思ったけどそれもまどろっこしくなって、直接制作に入る。
手で考えながら、どんどん進めてく。
すると、新しいアイデアもヴィジョンも湧いてくる、ってもの。
休憩なんていらないぜ!

■ 2003/02/05 (Wed)  そこには黄丹で。
ズルズルと、決め手を欠くと、結果として自分が苦しむ。
そして残るのは後悔。
そうならないためにも、今やるべきことをやるしかないの。
ウダウダ考えてる場合じゃないね。

■ 2003/02/04 (Tue)  英語漬け。
あちらこちらに動き回って、とにかく人と会う日。
そのなかで最後に寄ったのが、ニューヨーク在住でアイルランド人作家の個展のオープニングパーティ。
六本木級の外人率の高さ。
そこで飛び交う言語はほとんど英語。
僕はもう、エサをもらうときの鯉状態。。。
英語のボキャブラリーの少ないこと。。。。
「yesterday」が思い浮かばず、「last day」なんて言ってる始末。
お互いの作品に関する込み入った話となるともうお手上げ。
自分の作品に関することもキチンと説明できないのが悔しい。。。。
もっと英語話せるようにならなくちゃ!

■ 2003/02/03 (Mon)  節分ですよ。
この日は節分。
ご存じ豆まきの日。
この日は豆を自分の歳の数+1食べるとよいらしい。
僕の場合は、27+1=28。
このくらいなら簡単に食べられる。
ここまではいい。
このあとお茶を飲んだのがいけなかった。
腹の中で膨れる豆。
一気に襲われる満腹感。
これ、高齢になればなるほどキツイんだろうな。。。
何故に歳の数だけ豆を喰うのか由来が知りたいもんだ。

■ 2003/02/02 (Sun)  全ての夢見る人たちに。
スペースシャトル「コロンビア」が空中爆発。
そのニュースにショックを受ける。
とにかく刻々と伝えられるニュース映像を追う。
空中で徐々に小さくなっていく機体。映し出される残骸に、黒焦げのヘルメット。
あまりの生々しさに言葉を失う。
スペースシャトル「チャレンジャー」が打ち上げ時に爆発したのは、僕がまだ小学校の頃。
あの時受けた衝撃が、そのまま再び蘇る。
今でも宇宙への憧れは強いだけになおさら。
この事故で、宇宙開発が遅れないことを祈る。今回のミッションで散った方々のためにも。
世の中には、軍事費だとか無駄なものがある。それを削って宇宙開発に充てたらいい。
夢のために金を使ったらいいじゃない。

■ 2003/02/01 (Sat)  進化の足音。
ちょっと前、今の自分は想像できなかった。
もちろん、望む自分の姿はあるんだけど。
今後、予定はあるけど、どんな自分になるかはわからない。
常に変化に対応できる柔軟性と、自分の強い意志が必要だ。
これから先、もっと切実に必要だと思う。
進歩。とにかく進歩。
やるしかないね。
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