Top | News | Biography | Works | Thinking(blog) | Goods | Contact | Links
Thinking
Old thinks

■ 2004/07/31 (Sat)  人波。
今回は父と会期が重なっていることもあり、日本橋から銀座、もしくはその逆でたいへん人の流れが多い。
中でもこの日は、日本橋三越で父が制作実演をするとのこと。
どうやら会場の三越美術画廊は大勢の人だかりで、父の周りを幾重にも人が取り囲み、空調は効かなくなったとか。
そして制作実演の前後は、こちらに大勢の人、人、人。
これから制作実演を見に行く人と、見てから来た人。
全員と話したいのは山々なれど、そうもいかず。。。
暑い最中のご来訪、本当にありがたい限りです。

■ 2004/07/30 (Fri)  お稽古の時間。
カルチャーセンターの生徒さんたちがやって来る。
僕は着物姿。
その着物姿に向けて「先生」と言われると、お稽古のお師匠さんといった風情。
よもや絵の教室であろうなどとは想像の付かないところかも。
そんな具合でも、熱心に来ていただく生徒さんたちに感謝です。

■ 2004/07/29 (Thu)  帰りのバスを乗り過ごし。。。
いつになく、時間が経つのがあっという間だ。
オープンしてから、気がつくともう終わりの時間。
窓が無い場所なので、時間が経つのがわからない。
外が暑いかどうかも、来てくれるお客さんから推察するばかり。
日常とは別世界。

■ 2004/07/28 (Wed)  2日目にして。
今年は柴田悦子画廊のエッちゃんことエツコさんは横浜出張中につき、何故か画廊をひとり切り盛りする羽目に。
僕のしごとは絵を描くことで、画廊業務は僕のしごとでは無いんですけどね。。。
それでもいらしていただく方に気持ち良く絵を見て行っていただこうと必死です。
慣れない着物で悪戦苦闘しつつお迎えです。
頼むよ、ホント、エツコさん。。。

■ 2004/07/27 (Tue)  Strolling Tokyo
個展開始。
と、開始前から早くもお見えになる方もいて、人のたえる間がない。
今回は着物でお出迎えしていることもあって、なかなか素早くは動けない。
着物の着こなしも早く慣れるといいのだけど。
まぁ、何はともあれ今年も個展スタートです。

■ 2004/07/26 (Mon)  前。
搬入ダブルヘッダー。
まずは僕自身の搬入のため銀座へ。
もちろん展示イメージはあるけど、やはり最終的には空間に合わせて位置をとる。
あらかた目処がついたところで父の展示のために日本橋三越へ。
さすがにこちらはスタッフも多く、手早く展示準備完了。
明日からが楽しみ。

■ 2004/07/25 (Sun)  夜なべ。
最近徹夜は控え目にしていたが、最後の悪あがきのためじっくり徹夜。
昼間、軽い仮眠をとっておいたので持ちはいい。
今までと生活が違うので、戸惑いながらの手探り。
モレがないかどうかを頭の中で総ざらい。
脳味噌酸欠。

■ 2004/07/24 (Sat)  サマー・パーティー。
友人のビデオアーティスト、Ludoの誕生日を祝うべく中野へ。
Ludoは日本語が上手だが、僕のフランス語はからっきし。
パーティーにはたくさんの友人が集まって、Ludoの交友関係の広さがうかがえる。これもひとえにLudoの人柄だろう。
僕は終電間際で失礼したけど、パーティーはその後もまだまだ続いたみたい。
好いなぁ、こういうパーティー。

■ 2004/07/23 (Fri)  その後、髪を切りました。
恵比寿へ行くバスの中で。
夏休みの所為か、バスの中は込み合っていた。
老婦人が乗り込んで来た。優先席には小4くらいの孫と思しき男の子を連れたおばあちゃんが座っている。老婦人が目の前に立っても座ったままだ。遠くから中年の女性が、こちらへどうぞと老婦人に席を譲る。
孫を連れたおばあちゃん、孫の男の子が可愛いのかもしれないが、恥ずかしくないのだろうか?
こんどは杖をついた初老の男性。まだ4歳くらいの女の子が席を譲ろうと立ったが、初老の男性は遠慮かやせ我慢か、いいよ、いいよ、と繰り返す。見かねた女の子の母親が、座らせていただいたら、と女の子を促すが、女の子は口を真一文字に結んで首を横に振るばかり。他にも立っている乗客はいたけれど、結局空席のままバス停を2つ3つ過ぎる。
初老の男性も杖をついているのだから素直に席に座ればいいとは思うのだが、小さな女の子に見えた美しい日本人の心。こういうコがいると、清々しくて嬉しい気持ちになります。モラルを守るお手本のよう。
こういう気持ちがもっと増えると好い。

■ 2004/07/22 (Thu)  何かな?
何が、と言うわけではないが不安だ。
原因は不明。
でも不安だ。
暑さの所為?
わかんないけど。

■ 2004/07/21 (Wed)  三毛時間。
わが家の廻りはノラネコ天国。
ここへ住んで半年、もはや顔見知りのネコばかり。でもノラネコはなかなか人に触らせてくれない。ある一定の距離は置く。
今日、夕刊を取ろうと玄関を開けると、そこには顔見知りの三毛。今日に限ってはよほど暑いのか、あまり距離を取るでもなくこっちを見てる。試しに手を出してみると、喉元をなでさせてくれる。シッポをフニャッフニャッ、とさせながら気持ち良さそうな様子。しばらく夕刊は取らずに、蚊に刺されるのも気にせずそのまま三毛をなでる。ようやくこの家の住人として認めてくれたのだろうか。
ふと、木にとまる蝉に興味を持ったらしくフラリと木登り開始。そのまま三毛は蝉を追う。
ちょっと良い休憩時間。

■ 2004/07/20 (Tue)  39.5
この暑さは尋常じゃない。
今までに経験したことのない暑さだと思っていたら、東京は観測史上最高の39.5℃をマーク。
そりゃもう、ずっと高熱が出てるみたいなもんだ。
そして夜になっても30℃は切らず、最低気温は30.1℃とか。
これもまた、最低気温の記録を更新したらしい。
寝苦しさもまた最高。
地球はいったいどうなっちゃってるんだろう。。。

■ 2004/07/19 (Mon)  気合で。
朝からすっぽかせない仕事。
二日酔いの響く頭を抱えて動き回る。
一日とにかく乗り切ろう。
そんな案配。
ダメですね。。。

■ 2004/07/18 (Sun)  酔夏。
国立にて納涼会。
まだまだ夕方暑いうちから集まる人、また人。
大人数の宴。
あっちで、こっちで、話の花が咲く。
話し好きなフランス人がいる所為、だけではなく日本人も十分に話が好き。
あまりに楽しい会で、帰りの電車でひとりになったところでスイッチオフ。
帰巣本能のみで帰宅したのでした。。。

■ 2004/07/17 (Sat)  横道で。
どうしてもやらねばならないことが目の前にある。
でも現実逃避がしたくなる。
楽しいことのはずなのに、どうでも良いことを先まわし。
カレンダーを見て、時計を見て、焦ってばかり。
深呼吸がしたい。

■ 2004/07/16 (Fri)  みらいへ。
桜木町まで打ち合わせに。
そういえばみなとみらい線が開通して以来、この地域には来てなかった。
東横線が桜木町まで行かなくなって、不便になったと思っていたのは勘違い。
すっかり便利になったみなとみらい地区へのアクセス。特急に乗れば20分ちょっとだ。
そういえば自宅から駅までも歩いて20分くらい。
不便なのは駅までのアクセスでした。。。

■ 2004/07/15 (Thu)  鼻の頭に汗。
個展の作品制作もいよいよ佳境。
最後の悪あがき。
でも不思議なもので、筆を持っている間は他のことを忘れて集中していられる。
切羽詰まっているとか、暑いだとかはこれっぽっちも思わずに時間が過ぎる。
あっという間に夜。
時間だけはしっかり経ってた。

■ 2004/07/14 (Wed)  低速前進。
映像をいじる。
が、どうもアップアップ。
正直言うと息を抜きたい。
どうも畳に足が沈み込むような感覚におそわれる。
もがくしかないか。。。

■ 2004/07/13 (Tue)  東京流し。
注文した額が出来たと言うので、銀座へ取りに向かう。
父の使う額もあるので結構な量だ。
車を運転しながら父と美術を取り巻く環境の話をする。つまりは何のために美術をやるのか、と言う話。
美術に資格や免許は要らない。もちろん目に見えるものとして作品は作るのだけど、目に見えない心の豊かさを得るためにやるのだ、と言うところに同意。小さい頃からこの話は聞いていたけど、いまさらながらにそれを実感。頭ではわかっているつもりでも、自分の言葉になるにはそれ相応の時間がかかる。
無事、額を運び終えたらこんどは自分の作品運び。さらにそのままの勢いで、先日買った卓袱台を交換にシモキタへ。
いい汗かきました。

■ 2004/07/12 (Mon)  ちちち。
先日ベランダにテーブルを出した。
夜はベランダで食事。
ちょっと優雅な響きだけど、要は部屋より外のほうが涼しい。
この暑さに半ば自棄。
過ごしやすくなったらイイ。

■ 2004/07/11 (Sun)  参院選。
投票に行って来た。
特に入れたい候補があるわけではないが権利を放棄するのはいかがなものかと。
今の政治や社会を気に入ってようと気に入ってまいと、自分の意志は表すべき、と思う。
この一票が少なからず良い方向へ役立つことを祈る。

■ 2004/07/10 (Sat)  来た!
早く仕上げなくっちゃ。
わかっちゃいるけど、身体も頭も働かない。
一日中、ああでもない、こうでもないと、もがいてみても出口は見つからない。
夕方、ポストを見る。一通のとても喜ばしい通知。
ロンドンでの展示の助成内定のお知らせ!
すると、とたんに作業も捗り始める。
そうか、気持ちの問題か。

■ 2004/07/09 (Fri)  情熱>猛暑。
恵比寿で講座。
うだるような猛暑の中だと言うのに、全員出席。
暑さにも負けずに、僕の講座に来てくれたことが嬉しくてしょうがない。
その熱心さには、むしろ僕のほうが学ぶべきだ。
ありがたい。

■ 2004/07/08 (Thu)  乾杯。
小学校の時の同級生がニューヨークへ留学すると言うので、壮行会?を兼ねてお食事。
未知の世界で暮らすと言うのはかなり勇気の要るものだと思う。ただ見知らぬ世界へ行くだけでも少なからず勇気は要る。ニューヨークへ留学する、その飛び込む勇気は賞賛に値する。見習わなくては。
で、何だかどっちが励まされたのかわからないけど、ともかくニューヨークでうまくいくことを祈ります。

■ 2004/07/07 (Wed)  何とかならんか。
朝、クルリトーキョーにて反物の出力。
昼からは映像の編集。
時間が過ぎるのは早いのに、作業は遅々として進まない。
暑さもまた気持ちを苛立たせる。
沈没。

■ 2004/07/06 (Tue)  魑魅魍魎。
夜、風呂場にてゴキブリ。
これが一匹出た、と言うのであれば普通の話だけど、隙き間に撒いた殺虫剤がよほどヒットしたのか、出るわ出るわ。
大型のゴキブリ約10匹。
次から次へと出てくる様はかなり異様だ。片っ端から片付けて、ようやく落ち着いてお風呂。一心地。
風呂上がり、バスタオルを干そうとベランダの戸を開ける。ほんの一瞬開けただけなのに、部屋の灯りにつられた羽アリ、大量に部屋の中へ。蛍光灯の周りやら、壁やらに黒々ビッシリ。ホラー映画を遥かに凌ぐ気色悪さ。背筋がゾッとする、とはまさにこのこと。
再び殺虫剤登場。
こんどは部屋の中へ散布。とにかく散布。そして掃除機で吸い取る様はさながら何かを収穫するかのよう。
この異常な暑さといい、虫たちもおかしくなったのだろうか。いや、むしろ元気になったのかもしれないけど。
いずれにしても気味の悪い夜。悪いことの予兆でないといいのだけど。

■ 2004/07/05 (Mon)  自由業。
休むのも自由だし、休まないのも自由。
正確にはなかなか休めないんだけど。。。
あぁ、ゆっくりする自由も欲しい、、、なんて考えるのは贅沢に映るんでしょうね、きっと。
でも、やりたいことをやってても、疲れる日はあります。

■ 2004/07/04 (Sun)  エクスプレス。
唯一外に出たのは晩ごはんのおかずを買いに行く時くらい。
「急行」に乗ってるみたい。
「普通」でいいのに。。。

■ 2004/07/03 (Sat)  あれ?
なんかこう、、、ムービーとか作ってた気がします。。。
一日過ぎるのが早い。。。

■ 2004/07/02 (Fri)  卓袱台の日。
日本橋へ森さんの個展を見に行く。
僕が本格的に絵の道を志した時期に、お世話になった人のひとりだ。
年の半分はブラジルにいるという森さんは相変わらず元気だ。
「パワフルですね」と言ったら「悪あがきだよ」と返された。
なんだかカッコイイなぁ、とその時は思ったが、何事も必死に挑まなければパワフルたり得ないのだ。
またしても教えられた上に、エネルギーをもらった気がする。
いや、もらった。
僕も悪あがきをしよう。

■ 2004/07/01 (Thu)  なかなか。
型破り。
今までの既成の枠にとらわれないこと。
型通りなんてつまらない。
かと言って奇を衒うのとも違う。
古いものを土台にして、新しいものと混ざり合わさることだと思う。
▲Back to Thinking top



Copyright Kazuhito SAHARA All rights reserved. 掲載情報、画像の無断転載禁ず